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異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


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【後日譚17話あとがき】ジネットとエステラ、幼女化する

――闇の陽だまり亭


暗黒神マグダ「……ふはは。店長とエステラの年齢はマグダがもらった……これで、マグダはぼん、きゅっ、ぼんの大人に…………あぁ、エステラのせいで胸が平均的に……っ。くっ、サラバだっ」


――暗黒神マグダ、悔しそうに逃亡


ヤシロ「エステラの貧乳が暗黒神を撃退したのか……」

えすてら「ぅぇえええっ! ちっちゃくなっちゃったよぉ~!」

じねっと「……もじもじ(人見知り)」

ヤシロ「……ったく。こんな幼女を俺にどうしろってんだ」

えすてら「やちろ~。もどして」

ヤシロ「無茶言うなよ。戻し方も分からねぇんだから」

えすてら「やっ!」

ヤシロ「いや、『やっ』とか言われてもな……」

えすてら「ぅぇぇえんっ! やちろがいうこときいてくれないぃぃ~!」

ヤシロ「ったく、うっせぇな! わがまま抜かすんじゃねぇよ!」

えすてら「ぴっ!? ………………がくがく、がたがた、ぶるぶるっ……」

ヤシロ「いや、驚き過ぎだろう!? だ、大丈夫か?」

えすてら「ぴぃぃぃぃいいいっ!」

ヤシロ「あぁ! 分かった! 怒鳴って悪かったから泣くな!」

じねっと「……やちろしゃん、めっ」


――じねっと、ヤシロの太ももをぽかりと殴る


じねっと「えすてらしゃん、ないちゃめ~よ?」

えすてら「……くすん。………………うん」

ヤシロ「おぉ、ジネットは小さい頃はしっかりしてたんだな。お姉ちゃんだな」

じねっと「……おねえちゃん?」

ヤシロ「おう。しっかりした、優しいお姉ちゃんだな」


――ヤシロ、じねっとの頭を撫でる


じねっと「…………えへへっ。わたし、おねえちゃん……」

ヤシロ「(嬉しそうだな。きっとこいつは、誰かに頼られるのが好きなんだろうな)」

じねっと「わたし、やちろしゃんのごはんつくってあげる!」

ヤシロ「お、そうか? じゃあ頼もうかな」

じねっと「うんっ! まっててね!」


――ぱたぱたと厨房へ駆けていくじねっと


ヤシロ「んじゃ、その間にエステラの機嫌でも取っておくか」

えすてら「…………おウマさん、なって」

ヤシロ「……こいつ。元に戻ったら覚えてろよ」

えすてら「『ぶー』ってないて!」

ヤシロ「ブタじゃねぇか!?」

えすてら「なきなさい、このブタァー!」

ヤシロ「どこで覚えてきた、そんな言葉!?」

えすてら「おかあさまがおとうさまにまいばん……」

ヤシロ「わぁ! やめろ! やっぱり聞きたくない!」


――厨房から『ガンガラガッシャーン!』


じねっと「びぇぇぇええええんっ!」

ヤシロ「どうしたジネットぉ!?」


――厨房に駆け込むと、倒れた踏み台と、散乱している調理器具


ヤシロ「……届かなかったのか」

じねっと「ごべんなざぃぃぃいいっ!」

ヤシロ「いいから……大丈夫だから、な?」

じねっと「ちゃんとできなくて、ごめんなさぁぁぁい!」

ヤシロ「大丈夫だから! 怪我しなかったか?」

じねっと「けがしてなくてごめんなさいぃぃいいっ!」

ヤシロ「いいことだから、それ!」

えすてら「あー! ズルいー! ぼくもだっこぉー!」

ヤシロ「状況見て言えよ!? 今、そういう感じじゃないだろ!?」

えすてら「やー! おウマさんー!」

ヤシロ「要求上がってんじゃねぇか!?」

じねっと「やちろしゃん」

ヤシロ「ん? なんだ?」

じねっと「……はい、にんじんさん」

ヤシロ「いらねぇわっ!」

じねっと「――っ!? び…………びぃぃぃぃいいいいっ!」

ヤシロ「あぁっ、悪い! 泣くな! な? 泣くな!」

えすてら「ぴぃぃぃぃいいいっ!」

ヤシロ「なんでお前も泣くっ!?」

えすてら「ぐすん…………なんとなく?」

ヤシロ「あぁ、もう! ガキんちょめんどくせぇ!」


――陽だまり亭


ヤシロ「……という夢を見て、ウーマロ、お前は真性の変態だと思ったんだ」

ウーマロ「なんでオイラの名前が出てくるんッスか!? 関係ないッスよね!?」

ヤシロ「だって、お前。幼女大好きじゃん」

ウーマロ「そんなことないッスよ!?」

マグダ「……マグダは、暗黒神マグダ。世界中の女を幼女に変えてやるー」

ウーマロ「はぁぁあん! 野望に燃えるマグダたん、マジ天使ッス!」

ヤシロ「……やっぱり」

マグダ「……ウーマロは、もはや手遅れ」

ウーマロ「はぁぁあん! 巧妙な罠だったッス! けど、マグダたんマジ天使ッス!」

エステラ「……それより、暗黒神マグダが撃退された理由について、詳しい説明をしてくれるかな? ゆっくりとね……」


――これが、後の暗黒神エステラ、誕生の瞬間だった






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