第45話 その身に受けし代償
更新しないと言ったな?あれは嘘だ。
情報をまとめる作業をするとも言ったな?あれも嘘だ。
てわけで更新しまーす。(情報は随時まとめるから許して。バツ、ルクス、ニト以外のステータスとかちゃんとまとめきったら出すから待ってて。)
無事に大樹を倒せたバツたち。しかしバツ自身は契約者が戦闘できない世界でスキルを利用し、その制約を抜けて戦闘を自身の体でした。ルクスの闘争本能、スキル運用、魔法原理などなど要素は複数あったが契約者が直接敵対生物に傷をつけ、ダメージを発生させたのは事実。
『グアァァァァァァぁ!!!!!!!!』
「え、?」
『イ"ッ"!!!!!』
「バツ!?」
今バツの体に起きている現象。これが契約者が今回破った制約〔契約者は直接ダメージを発生させる戦闘はできない〕の天罰。
魂の損傷、この天罰が起こって以降30日間、バツは全てのステータスが半減の状態で固定。状態異常ではなく魂レベルでの損傷のため、30日間経過しない限りは回復しない。例外もなし。
あの半竜化、ルクスの意識をメインに、戦闘自体はルクスで思考・スキル発動・魔法発動等の操作をバツが担当すればこうはならなかった。だから今天罰が下ったのだ。
「え、ど、どどどどうしよう…….......!!」
「あんた、どうしたってのよ!?」
『ダ、ダイジョウブダ.........ヒトマズナ.............あ、お、戻ったのか.........」
「グルゥ...........」
「あぁ、ごめんごめん大丈夫だ。少しここんところに激痛が走っただけだっての。気にすんな。」
「グル...........」
『バツ!!』
「ん?おぉ、ニト..........おわっ!?」
バターン........
「ぐ、ぐるじい............」
「ニトさん!?」
「ニトさんそのままだとバツさん死んじゃうよ?」
『..............』
スッ.........
「だはぁっ!?はぁ.........はぁ...............」
「だいじょうぶですか??」
「ダイジョウブダヨ.........」
さっきの魂の損傷に比べれば屁でもないだろう。ニトが突然バツへと抱き着いたのに周りは驚いたがそうなるのも無理はないだろう。自分の契約者である人物が謎の力を酷使し、はるか格上の存在をほぼ単独で倒したのだ。それも大きい代償を払って。
ニトは気づいているのだ。バツの魂が傷ついたのを。だから余計に悲しみが溢れた。安堵した。自分がもっと強かったらと後悔した。自分にもバツのそばで助けてあげられる力が欲しいと願った。それら全ての感情がニトにあの行動たらしめたのだ。
「ま、まぁひとまず全員死に戻りせず、生き残ったな。」
「そ、そうね。勝負は負けたけど、こればっかりは仕方ないわ。あたしたちの負けよ。」
「お!!て、ことわぁ???」
「.............何よ。」
「何でも言うこと聞かせられる権利げーーーーっちゅぅ!!!」
「うっっっっっっっざ!!」
「いやぁ頑張った甲斐があったっすわぁ。」
「そのニヤケ顔気持ち悪いからやめてくれない??」
「そんなこと言わないでさぁ。文句ならそこのリーダー様に言いなよぅ。」
「グレイトル!!あんたが全員分の言うこと聞きなさいよ!!」
「いやぁそれはこの勝負に乗ってくれたお前たちも一蓮托生だろ??」
「アリー。あきらめなよ。ぼくは諦めたよ?グレイトルがこういう性格だってこともどうせ言ったって治らないってことも。」
「............はぁ。まぁ、そうね。仕方ないわね、ほんとに。」
パンパカパーンッ
《 緊急クエスト『餓鬼族氾濫』の全サーバーで最速クリアを記録しましたので、全プレイヤーに称号【先駆せし開拓者】を差し上げます 》
《 また、この称号システムでは他称の呼び名が授けられることもあります 》
《 その場合、自身で称号の効果を考えることもできます、頑張って獲得できるよう努力しましょう 》
ピコンッ
【 多数の存在から"凶鸞竜"、"戦いに狂った化け物"、"禁忌の外の存在"などで呼ばれました 】
【 その呼び名をもとに対象:バツの行動より算出、称号”凶鸞なる猛き修羅”を授けます 】
【 この称号のベース効果として『契約者の戦闘禁止という制約を条件付きで無効化する』を得ました 】
【 その他の効果については後程設定ください 】
「..........は??」
「え、何か今授けますって........」
「え、ぼくにも来た。」
全員それぞれ前線で戦っていたのだ、称号が別で授けられるのは至極当然のことだろう。
ただ授けられる称号の強さは異なる。
戦闘に特化したものもあれば万能なもの、生存特化に防御特化、価値はそれぞれだ。
「バツ。ここらで一旦解散でもいいか?」
「ん?あぁ、そうたな。百獣もおつかれ。また共同戦線張るときゃよろしくな。」
「あぁ、その時も勝負だ!!」
「いつでも受けてたってやろう。」
「「やらないわよ!?(やらないからね?)」」
「カッカッカ!!ではな!!」
百獣のメンツはそういうと街へ先に帰っていった。
「私たちはどうしますか??」
「とりあえず飯食お。SPが実はあと5なのよ。」
「えぇ!?それを早く言ってください!!」
「まぁあんなに戦ったらそうなるよねぇ。」
「カルナだってかなりトレース発動しただろ?SP減ってないのか?」
「ぼくのばあいはSPも減るけどMPとかで代用可能だからそこまでごっそり減るわけじゃないんですよねー。」
「ぷぅ。」
「グルゥ。」ツンツン。
「あぁ分かったよ。はいこれ出来立て状態の串焼き~。」
「グルァ!!!」
ひとまずはお疲れ様会だな。
――――――――――――――――
あのあとバツたちは休憩しながらさっきまでの戦闘の反省会をしていた。
「実際あのレベルの敵は今後出てこないとは思うけど、ヒット&アウェイがかなり厳しいって感じたな。」
「ですよねー、やはり装備面も見直さなきゃいけないですかね?」
「まぁそれはそうだけど、そもそも自分たちの手札で何ができるのかきちんと話せてなかったよなって。」
「あぁーそれはぼくも思ってました。カバーするにもどの範囲までやる必要あるのか分かりきってなかったし。」
「今度自分らのステータスちゃんと確認して一回ちゃんと話すか。」
「そうですね、私も魔法の射程とかどこまでサポートできるか確認しておきます!!」
「これは契約獣のことも確認したほういいですよね?」
「そうだな、そこも含めてチームだしな。」
「わかりました。」
「んじゃ、一旦帰るか~。」
「「はーい。」」
えぇ、更新しました。
ぶっちゃけまとめ作業って合間合間で自然とやりますよね?
だからそーゆーことにしようと思います。
では、今回もお読み頂きありがとうございます。
高評価、感想・意見等お待ちしております。
ブックマークも待ってます。




