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第19話 第二の????

この人また爆弾抱えようとしてます。

〈 Farming Free Fieldを起動します 〉




――――――――――――――――




〈 おはようございます、バツ様 〉

「あぁ、おはようさん。悪ぃな一昨日は、挨拶もせずに寝ちまって。」

〈 いえ、怒り狂っていたのは火を見るより明らかでしたので 〉

「さいですか。」

〈 それよりも、視線を感じませんか? 〉

「え?そんなこt............あ。」

「キュー」(´◉ω◉` )

『』(´◉ω◉` )

「いやニトは話してくれ!?」

『置いてけぼり、甘んじて受け入れろ』(´◉ω◉` )

「すみませんでした。」


はぁ、申し訳ないことしたなぁ。

いや、確かにキレ散らかしてたがこいつらを置いてけぼりにしたのは間違いだった。


「ごめんな、今日はずっと一緒だ。スキルと連携の練習をしよう。なんでもギルドで練習場を借りてできるらしいからな。」

「キュ!!」

『ニトは外でモンスターと戦ってくる』

「そうか?」

『影魔法覚えた、倒したモンスターも持って帰れる』

「ぐう有能やないの。」

『経験値もバツとルクス、手に入るよ?』

「え、なんで。」

『ニトはバツの契約獣だから』

「え?あー、ユニークとの契約はそんなお得機能まであんのかよ。」

『肯定』

「便利なこった。」


なら心置きなく練習できるわ。


「んじゃ、ファーブリー、行ってくる。」

〈 はい、いってらっしゃいませ 〉



【最後にログアウトした場所へ転送します】


あ、ちょっとまって最後にログアウt...........



――――――――――――――――



【転送が完了しました】



「あ、やっぱりか........」


教会の中だからあいつら置いてけぼりにしちゃった........


「おや、お目覚めでしたか。」

「あ、セルバさん。すみません急にお願いしちゃって。」

「いえいえ、これくらいお構いなしでございますよ。それこそ、神に選ばれたとあれば尚更。でございます、バツ様。」

「あ、あぁ。どうも。」


俺名前教えたっけ?あとこの人はNPCだよな?なんで選ばれたとか前回のアナウンスの内容を知ってる風なんだ?


「実は先日バツ様がお眠りになられた後に魂魄契約者の方々がこちらに押し寄せまして。」

「あ、俺と同郷だ。すみません同郷のものがご迷惑を......」

「いえいえ!それは大丈夫ですよ、久しぶりに契約獣を召喚できましたから、むしろ感謝したいくらです。ですが.........」

「え、すごく不安なんですけどその入り方は。」

「今、教会の外に大勢いるんです。」

「誰がです?」

「その方々が。」

「え、同郷?」

「えぇ。」

「まじかよ。」


迷惑なんてもんじゃねぇぞ。

どうやってここから出るんだよ......


「バツ様、これを。」

「これって......何ですか?」

「この教会の大司教以上が持つことを許されているロザリオ、そのレプリカでございます。」

「ロザリオ。」

「これを持っていれば教会の関係者として堂々と歩くことができます。これも何かの縁です。私が最後まであなたの味方をいたしましょう。」

「いいんですか?」

「いいですよ。あなたには今後荒れ狂う人生が待っていることでしょうから、その助力をさせてください。」

「なんか、ありがとうございます。」


へぇー、これってロザリオっていうんだな。

しめしめ、鑑定してみよっと。


━━━━━━━━━━━━━━

【鑑定結果】


名称:八神信教のロザリオ(オリジナル)

レアリティ:ユニーク

分類:アクセサリー

装備条件:深淵に触れる権利を有するもの


効果:全状態異常耐性+50%、ふんばり、自動修復(不壊)、陽炎

精霊石、純魔石、魂球石を古龍の鮮血の中で1年間滞留させたのち、ある悲境の地で生産されたこの世で

1つしか存在しないロザリオ。

これを持つ意味とは。

所有者に至難と幸福を齎す。


━━━━━━━━━━━━━━




「なんじゃこれ。」

「どうしましたか?」

「あ、あぁ、いや。何でもないです。」

「?そうですか?」


あ、あっっっぶねぇ..........

いやでもこれ鑑定して大正解だったって。


なにこのぶっ壊れ。

耐性50%プラス?ふんばり?不壊?陽炎?

いやそれよりユニークだってよ。オリジナルだってよ。知らないアイテムの名前書いてるよ。

持つ意味なんて知らねぇよ!?

てかレプリカって嘘ついたなあんた!?



「あ、そうだバツ様。」

「え、あ、はい?」

「そのロザリオに付与されてあるスキル、陽炎。それを使えば安全にこの場から外へ出れますよ。」

「まじか。」

「えぇ。では、私はこれから別件で用がありますので、これで。」

「ありがとうございました。」


タッタッタッ..................


いやぁ爆弾アイテム渡されてどうすんねん思ったけど、有能すぎて手放せないわこれ。


「んじゃ、ここからさっさと出てあいつらを召喚しないとな。陽炎発動。」


【陽炎を発動します】

【八神信教のロザリオとの所有契約が完了しました】

【このロザリオはあなただけのものとなります】


⁅え?また変なアナウンス出たけど?⁆


そんな中、バツが外へ出るとライブ会場かってくらい人がいた。


「ほんとにいんのか??」

「あの、握手会場ってここですか?」

「いいか、隙間なく並べ。絶対にトリガーを踏んだ奴がこの中にまだいるはずだ!」

「ほんとにいるのかなぁ。」

「お祭りみたいだし、待ってみてもいいんじゃない?」

「........................」


えぇー。居すぎやって。

え、なんで?指名手配なん?怖すぎやて。


⁅ま、俺は逃げさせてもらうけどなー⁆


㏄㏄㏄ヽ(´°Д°)/にげろーぃ




「ん?なんか今なんか横通った気がしたけど、気のせいか。」




――――――――――――――――




「はぁ........はぁ..........ここまで来りゃいいだろ........」


にしても、一心不乱に逃げすぎた。身を隠す場所を探そう、さすがにSPが3割しかないのはシャバい。


「"召喚"ルクス、"召喚"ニト」

「キュー!!」

『遅い』

「すまん、身を隠せるところ探してくれ。俺SPなくなりそう。」

「キュ?」

『隠れる場所探す』

「!!キュー!!」


ひとまず隠れよう。ステータスも確認して、話はそれからだ。

ね?言ったでしょ?

この人爆弾抱えてないと生き生きしないんだから。


ちなみにロザリオはラテン語で「バラの冠」という意味で、カトリック教会において聖母マリア様への祈りを唱える際に用いられる姿がバラの花輪を編む形に似ていることからきているそうです。


では、今回もお読み頂きありがとうございます。

高評価、感想・意見等お待ちしております。

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