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しゅえにっき!!  作者: 氣赦烙


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5/7

1つの別れ

 春、出会いがあり、別れがある。


 ここでもひとつ別れがあった


 それは…




 ……


 とある日の事


「いってきまーす!」


 いつものように登校する朱江


 と、お父さんの竜頭空歩は一つ気がかりがあった



 帰りが来ない


 いつまで経っても帰ってこない


 そんな日々が続いていた



「なんとかなー」


 ……


 下校時間


 帰ってくる所を待ち伏せる


 出てきた


「朱江」


「パパ!」


 なんとか帰り道を引っ捕えることができた



 空歩は高校生


 その度迎えを寄越していた


 分身体を飛ばして



 それだけでも疲れが溜まる


「パパ」


「が、学校は楽しいか?」


「うん!」


 ……


 帰ってのこと


「朱江、大事な話がある」


「……」



「学校、やめよっか」


「うん、そうだね」


 …あっさり決まった


 ……


 次の日


「ごめんなー朱江、俺がもっと頑張れれば」


「うううん、パパのせいじゃ…じゃ!いってきまーす!」


 ……


 学校に着き、ホームルームで先生に朱江が切り出した


「きょー!がっこー!やめます!」


 みんなどよめく


「お父さんと相談したのか。?」


「はい!」


「そうか、じゃあ、止めないし、止められない、今日のホームルームは…」



 ということで今日一日限り、朱江の送別会が学校で開かれた


 朱江、一人の卒業式、と言ったところ



「かなしいよ〜」


 悲しみを露わにする生徒たち


「がんばれよ!」


「うん!」


 なんだかんだ慕われてるなー



 そして最後の帰りの会


 盛大に祝われた



 ……


 下校


 腕には溢れんばかりの贈り物が…


 うんしょ、うんしょ、


 と運ぶ朱江


「朱江?」


「パパ!」


「大丈夫?」


「うん!大丈夫!ちょ、パパ、持って…」


「お、おう」


 ……


「どうだった?」


「……」


「?」


「パパ…」



「どうしてこんなに、別れはかなしいの…?」


「…朱江、」


 半べそかきながらそう言った



「……朱江。」


「あー!もー!」


 ガシャンとほっぽり投げた


「あー!えー!?」


「捨てる!」


「だめだよ!ちゃんと…」


 カコン


「ゴミ箱に捨てなさい」


「は、はい」


 ……


「朱江、一時的なもんだよ、これは朱江のできることが少なかっただけだ。これから多くしていけばいいだけさ!」


「そーかなー」


「朱江が帰って来れないのも、持っていけないのも、ちゃんと身につければいい。」


「うん、」


「ほら、もう着くよ、んじゃあ俺は分身解くね」


「うん」


 ボフッ


 分身は消えてった



 ガチャ


「ただいまー」


「んー!」


「パ、パパ!学校は!?」


「休んだ!朱江、散歩行こっか!」


「え!散歩!行く!」


「はは!お子様だな〜」


 ……


「朱江、どうだった?学校は」


「うん、楽しかった、あ!あとね!先生とみんながね!」



 学校の帰りの会での事


「また、通いに来ても、いい、ですか?」



 いいよ!



「って、言ってくれたんだ…」


「…そっか、よかったな。」


「うん!」



「よっ!」


「へ!?」


 朱江を肩車したパパ


「ブーン!」


「パパー!」


「朱江!俺は朱江の味方だぞ〜!」


「はは!」


 こうして朱江の学校生活は一旦の終わりを迎えた


 ……


 その日から、朱江は家での生活とパパと一緒に公園での遊びをすることとなった


 家では絵描き、主題はほとんどパパだ。


 外では活発に


 朱江は毎日充実しているようだ

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