ともともみっくす
「ほんとやんなっちゃうよ、パパったら」
朱江はまりちゃんちで遊んでいた
友達も何人かいる。
「はは!パパかっこいいね!」
「ふふん、そうであろうそうであろう?」
「でもー、ウチのパパの方がかっこいいよ?」
「今パパの悪口言った?」
般若心経みてーな顔になってんぞ、朱江
「え、え、言っ、てない」
「パパの悪口言ったら猫々パンチでぶっ潰してるところだったぜ!」
「朱江ちゃん、パパ好きなの〜?」
「どうなのどうなの〜?」
「え!す、す、」
「うぇっへ!どうなのどうなの!」
「うう!恥ずかしいよ〜」
「あははー!」
「もう言ってるようなもんジャーン!」
「お茶持ってきたよ〜」
……
「みんな!あれ見よ!」
「あぁ、あれね」
「あれ?」
「今ね、ねっチューブで流行ってるね…」
ピッ
「あほーい!」
「祥鳳リリン!」
「祥鳳?」
「今ね、これが流行ってんだって」
「へー!」
「祥鳳リリンです〜」
「へー!」
「お姉ちゃんと見たんだけどね?今小学校では一番人気なんだって」
「まりちゃん物知りー!」
「祥鳳リリン…」
「もっと見して!」
「他にもねっ」
「あ!知ってる!デビルン!」
「これもなんだって!」
「ねね!これどこの子!?」
「ごじさんじの…」
「へー!」
「ウチのママ、こういうの見せてくんないんだよな〜」
「ウチのパパはていき的に見せてくれるよ?」
「えー!そうなのー!」
「この前もね!ドラゴンランド行ったんだよ〜?」
「え!あれめっちゃ高いよ!?」
「いーなー」
「こんどみんなでいかない!?」
いーねー
「あ!お菓子持ってくる!」
「んで!んで!何乗ったの!」
「えーっとね、まず最初は、リトルロール、かな?」
「へ〜」
「お菓子持ってきたー、あ!話始めないでよ!」
「朱江ちゃん、リトルロールに乗ったんだってー」
「妹たちもいたけど、歌すごかった」
「へ〜」
「次は、船乗ったよ?」
「船?」
「あれかな!蒸気船ウィ〇ー!」
「それそれ!」
「へー!」
「んでね!最後は〜、スプラッシュサンダーマウンテン!」
「うほー!」
「やべー!」
「パパがね!ニーズパス?ってのを取ってね?」
「あー、速く行けるやつ!」
「んでね?スムーズに行けたの!」
「へー!」
「ちょっと待って?ニーズパスもお金掛かるよ?」
うっそだ〜
「ホントだって!みんな並んでる中ね!隣をビューって」
いーなー
「朱江ちゃん、金持ち?」
「え?でもパパそんなに金ないよ?だっていっつもおばあちゃんに強請ってるもん」
お願い!
けっ!
「どういうことなんだろ?」
「でも、パパさんはどうなん?」
「どうなんだろうね」
ん〜
「あ!もっと見る!?」
見るー!
朱江さん、時間見てね?




