あとがき - 2
本当に今回でおしまいです。
最後にこの物語を書きながら書き終えての反省を。
◇主人公はタリーサだったのか
父の不審死の謎を解明したい、暗殺された父の復讐をしたいのは間違いなく姉のタリーサでしたが、彼女の人となりを深掘りして解像度上げて物語を始める事ができていなかった。
しかも序盤、姉には弟妹にも言っていない秘密がいくつもあったので謎が深すぎた。主人公に感情移入できないし、本当にタリーサが主人公なのかも不安なままの幕開けになってしまった。早速準備し始めた再構成版ではここをしっかり改善します。
◇主人公は宮廷道化師を目指してたのか
お家が断絶されて貴族令嬢ではなくなってしまった主人公は、王宮で起きた父の不審死を調べなければいけないのに容易には王宮に近づけない立場から始まります。
考えた結果、宮廷道化師になれば事件を調べられるはずとなり、それ自体は正しかったのですが、それを目指している事をタリーサはなかなか明かさなかった。「なんで旅芸人としてゆったり旅をしているのか」よく分からなかったに違いない。ここも大いなる反省点。
◇ミステリーをやろうとする余り容疑者が増えすぎた
ミステリー作家でもないのに、もしかしたら犯人コイツかもしれないという容疑者をたくさん出しすぎた。こんなに沢山の人が出てきて話についてこれた人はどれだけいるのだろう。
第二部での犯人はこの人、第三部での犯人はこの人、と早々にハッキリさせて、犯人探しではなくどう暴くのか追い詰めるのかに時間を割いても良かった気がする。ミステリーは大好きだけどミステリーを書く技量も経験もありませんでした。
◇描こうとした物語が手に余った
41万文字弱で完結したわけですが、こんなに文字数必要だったのか、逆に物語が重厚で壮大すぎたのか、いずれにしても自分の手には余るモノでしたね。よくゴールできたもんだ。最初に3部全部の概要?プロット?がほぼ決まってたから偶然できただけですね。
◇いくらでも書ける、とても楽しい時間だった
反省ばっかり書きましたが、着想してから書き終えるまで、いや今も終始ワクワクして楽しい時間でした。ストーリーを考えるのも楽しいし、AIと文章を作って編集して推敲するのも楽しかったし、反応をいただけたのも嬉しかったです。
本編を書きながらサイドストーリーもたくさん思いついてメモを残してますし、なんなら書き上げた短編もいくつかあります。クオリティはさておき。
◇固執するつもりはないけど派生作品は作りたい
時々出てきた「風吟の探索者」はとってもバランスのいいパーティだし、ソフィアは主役を張れる不思議ちゃんなのでいつか彼らの物語を書いてみたいもんです。
父ルーファスの最後の物語は近々書くかもしれません。本編では結局17年前にどんなやり取りがあったのか具体的には明かされなかったですしね。アビゲイルとの台詞のやり取りまで実は24年4月頃には考えてあるんです。すごいでしょ?(遂に自慢し始めた)書くとなったら変わるでしょうけどね。
アビゲイルが中世に民主主義を起こそうとするのも理由があるんです。実はそこにはトーマスでもなくアンナでもない転生者が…というのを考えた気がする…これは書かないだろうけど。
タリーサの幼少の頃の物語は少し書いてあって、再構成版では使おうと思ってます。そういえばアビゲイルの妹のリリーも物語を考えてあったんだった。
こんな感じで妄想空想が暴走してていくらでも思いつけるし、キャラたちが勝手に話し始める。そう!キャラたちが勝手に話を進めるってよく作家さんが言ってるのはド素人ながら納得です。この人たちならこういう展開の会話になりそうってのがある。特にマリア・カルメサス伯爵とかね。好きなキャラの1人です。彼女の物語も考えたなぁ。
と、振り返ると、考えてた時間含めるととんでもない時間をこの物語に注ぎ込んでたんだなぁと今さらながらに驚きます。
あー楽しかったなぁー
という事で楽しいうちにこの物語は終わります。
またすぐに舞い戻って書いていきますので、その際はお付き合いいただけたら海よりも深く土下座して感謝します。ブックマークしておいてください。ここで告知します。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!!!
最後は挿絵なしで終わりますw




