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野菜たちの主張  作者: 西玉
トウモロコシ編

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トウモロコシ5 刈草で隠した結果

 トウモロコシは、発芽すらせずに終わった年も多い。

 透明マルチをやめる原因は、カラスに見つかって全滅したからだ。

 夏がとても暑くなってきたので、ビニールマルチをそもそも辞めてしまった。


 でも、野晒しではカラスの餌を提供するようなものなので、刈草で隠してみた。

 その年はほぼ発芽せず、たまたま数本だけ芽が出たが、収穫までは至らなかった。


 やはり、カラスの目は誤魔化せなかったのだろうか。

 畑を観察する。

 すると、カモフラージュのためにのっけた刈草の下で、折れ曲がって下を向いたトウモロコシの芽が発見された。


 いくつかは生き残ったのかもしれない。


 だが、トウモロコシの幼苗にとって、刈草は重すぎたようだ。

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