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野菜たちの主張  作者: 西玉
カボチャ編

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カボチャ5 保護したあげく

 2025年から、ビニールマルチに続けて化成肥料も完全にやめた。

 この年カボチャを植えた場所は、長年緑肥のヘアリーベッチとヘイオーツを施用し続けた場所で、化成肥料は一度も使ったことがない場所だった。


 だから、割と期待した。

 苗の周りに刈草を敷くのは辞めた。あまり意味がないことがわかっていたからだ。


 去年の経験から学んだのだ。

 ウリハムシ対策が肝心である。

 そこで、ビニールの覆いで周囲を守ることにした。


 マルチではない。いわゆるアンドンだ。

 ビニールの壁を立てるのだ。

 ウリハムシは、垂直に飛ぶことができないため、細長い覆いを被されると中に侵入できないらしい。


 苗が大きくなるまでは外せない。

 結果として、畑が覆いだらけになった。

 なかなか育たなかったのだ。


 ただ、ウリハムシはそれほど来なかった。食べられて全滅ということはない。

 だが、ゼロではない。ウリハムシは、垂直には飛べない。その事実は変わらない。ただ、飛べなくても地面を歩くことはできる。地面との隙間から侵入しているらしい。


 ある程度は良しとする。完全には防御しきれない。

 同じ条件のはずの隣の畝で、マクワウリがずんずん育ち、ごろごろ実をつけている。


 カボチャもゼロではない。

 だが、どうにも成長が遅い。実もつかない。数が少ない。大きくならない。

 カボチャは強いのではなかっただろうか。


 大きくなったら、覆いは外したい。だが、かなり長い間覆いは残り続けた。

 カボチャは、なかなか成長しなかった。

 ウリ科を一緒の場所で育てている。


 どうやら、それが原因だったらしい。

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