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野菜たちの主張  作者: 西玉
サツマイモ編

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12/26

サツマイモ6 サツマイモの反乱

 記憶の中で、サツマイモが豊作だった年はない。

 期待が高すぎるのかもしれない。

 だが、テレビや雑誌で見る印象から比べると、うちの畑は収量が少ないと思う。


 でも、毎年それなりの収量があった。

 苗をたくさん植えたからだ。

 サツマイモが好きだったのだ。


 だが、ある年突然穫れなくなり、2024年にはほとんど芋が収穫できなかった。

 蔓は元気だったのに、掘り出すと芋がついていなかった。

 何故だろう。連作障害かもしれない。


 サツマイモを植える場所だけは、毎年同じ場所で、一度も変えたことはなかった。サツマイモは連作に強いと思っていた。

 さすがに、限界だったのだろうか。


 翌年、サツマイモを植える位置をそっくり変えることにした。

 1区画を独占していたサツマイモが動く。

 結果的に、私の中で輪作のスケジュールが埋まった。


 翌年、つまり2025年のことである。

 ほとんど収穫できなかった。

 毎年サツマイモを植えていた場所では、一切の化成肥料を使わず、緑肥を植えていた。


 調べた結果、前年収穫できなかったのは、蔓ぼけらしい。緑肥が効きすぎたのだ。

 では、2025年は?


 植える区画を移した結果、雑草に覆われた。雑草に負けた。サツマイモも、雑草には勝てなかったのだ。

 では、2026年は?


 乞うご期待である。

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