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鳥人の王、コナラ・モール
コナラの母メス・ヴアハラは、鳥の姿をした異界の者ネヴグランの訪れによって、彼を身籠ったという。
彼は、上王エテルスケルの子として育てられた。
エテルスケルが世を去ったとき、新しい王を選ぶ儀式が行われた。牛の肉を食べ、呪文を唱えられて眠った男が、夢に見た者こそ新王であるとされた。
男が夢に見たのは、投石具を手にした、裸の男であった。
その頃、鳥を追っていたコナラは、海辺で武装した鳥人の一団に出会った。長ネヴグランは、彼に裸のままタラへ向かうよう命じ、王となるにあたって守るべき、幾つもの禁戒を課した。
その一つに、「赤い男の家に、三人の赤い男に先立たれて入ってはならぬ」というものがあった。
コナラは王となった。
治世は長く、穏やかであった。
ある年、彼の義兄弟たちが乱暴を働いたとき、コナラは彼らを処刑せず、アルバへ追放するにとどめた。この寛容さが、のちに彼自身の破滅を招くことになる。




