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コーマックの裁き
コーマック・マク・アルトは、上王コン・ケードハタハの孫であった。彼の治世、タラは黄金の時代を迎えたと伝えられる。
コーマックは、公正な裁きで知られた。
ある年、彼が一度、判断を誤ったことがあった。その瞬間、王宮の壁の一部が音を立てて崩れ落ちたと伝わっている。
裁きの正しさは、単なる徳ではなかった。それは、王の座そのものを支える柱であった。
彼は、息子カルプレのために多くの教えを言葉に残した。
「良き王とは何か」
「公正な裁きとは何か」
これらは後に『コーマックの教訓』としてまとめられ、簡潔な問答の形で伝わっている。
彼のもとには、フィン・マックールとフィアナの武人団が仕えていた。タラの平和は、彼らの槍によって守られていた。




