転生した令嬢の話
あらすじ:私リズ!今、学園でヒロインムーブをしている令嬢がいるみたいよ!正直関わるのが面倒くさいけど、タイラー様に目を付けるなら話は別よ!
結論から言おう!
リズがメイルに話を聞いた2日後に事態は収まった!
話はリズが話を聞いた後に遡る…
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ーーーリズとリュミーの家ーーー
「ただいま…ってリュミー、帰っていたの?」
「お帰りなさいませ、おじょ…リズ。」
リズが家に帰ると、リュミーは既に帰っており、お茶会の準備も整っていた。
リズが普段お茶を飲む席に着くと、リュミーは何枚かの紙を出した。
「準備は出来ております。」
「…相変わらず仕事が早いわね。」
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「名前はフルール・ル・アールシー。中等部1年生…私達と同級生ですね。」
リュミーが1枚の紙を見ながら話している最中、リズは彼女に対する情報を思い出していった。
「トレンス王国の伯爵令嬢よね。私も何度か会ったことがあるわ。でも…」
「性格が全然違いますね。」
「そうよね…もっと普通の令嬢だったはずなんだけれども…もしかしたら転生を自覚した影響かもしれないわね。私も少しだけあったし。」
「人1人の記憶が突然現れて少しで済むんですね…さておき、今回の騒動に関する思いも人それぞれですね。」
そう言ってリュミーは、演技がかった口調で話し出した。
『私の婚約者においそれと声をかけないで!まあ、彼は私に一筋…みたいだから?取られる心配はないけど…ふふん♪』
『以前お会いした時からずいぶん変わってしまいましたわ…勉強のストレスかしら…?』
『まるで人が変わったみたい…まさかてんせ…いや!何でもないわ!』
『色んな人にアタックをかけているみたいだし、僕の方にも来ないかなあ…ドゥフフ。』
「…と、以前を知っている方々と知らない方々で評価が二分されてますね。」
「…色々言いたいことはあるけれど、これで彼女が転生者なのはほぼ確定ね。」
「そうですね。…それで、どうするんです?何か解決のための画期的な方法はあるんですか?」
「画期的かどうかは分からないけど…一応考えはあるわ。」
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翌日、学園の廊下を歩くフルールの前に1人の女子生徒が立ちふさがった。
「あなたがフルール・ル・アールシー伯爵令嬢ね!お久し振りですわ!!!」
リズであった。突然現れたリズに対し、フルールは慌てて挨拶をする。
「…えっ!?リズ!?…じゃなくて!リズ様!…お、お久し振り…です…ございます…」
(挨拶がぎこちない…まだ記憶が混乱しているみたいね。まあ良いわ!)
実際のところ、突然現れたリズに驚いているだけだが、リズはその事を知るよしもない。
リズはできるだけ優しく話し掛ける。
「ねえ、フルールさん?少し私と『お話し』しませんか?」
「い、嫌です!」
次へ続く!
次回!リズとフルールが話をします!
…あれ!?断ってる!?




