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男装ガール  作者: 空井美保
最終章
14/14

芸能活動?恋愛報道?涙の最終回、後編。

「おはようございます。」

水奈「あなたhelloKissの美亜さん?超可愛い~」

「すみません。これから仕事あるので失礼します。」

真希「このTシャツにサインお願いします!!美亜ちゃん可愛いから大好き♪」

「急いでいるんです。お願いします、道を開けてください。」


桐山 ●手をつなぎ、撮影場所に誘導する●


そしてファンがいないところで・・・


桐山「大丈夫?」

「あっ・・・・・・・はい!大丈夫です・・ありがとうございます。」

桐山「俺、桐山春哉。今度のドラマで一緒になるみたいだから、よろしくな。」

「桐山さん・・・ですか、お兄ちゃんから聞いたことあります。お名前だけは・・」

桐山「お兄さんいるの?」

「はい。湊 瑠李っていいます。芸名使ってるかもしれないですが・・・」

桐山「君、妹なの?だからどうりで湊に似てるなって思ったよ。」

「では、雑誌の撮影あるので、失礼します。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海「どこ行ってた。」

「桐山さんと一緒になっちゃって・・」

海「桐山?あー俺の後輩だな。」

「後輩ですか?」

海「1年くらいだな。」

「そうなんですか・・・ってことはわたしの先輩ってことですね」

海「お前と桐山は2年離れてるってことだな。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学校の時間


「眠いな~・・。でも!眠いって思ったってことは一生懸命仕事やったってことですね」

可愛「そうだよ。僕毎日仕事ないから睡眠不足なんて経験したことないよ。」

「でもそんなに人気は出ないと思います。海さんは相変わらず人気は変わらないと思いますけど」

「兄のこともあるし、フランスにいつか帰らないといけないときが来ると思うんです。」

「それに今のところ1ヶ月だけ体験入学みたいな感じで芸能界はいったので」

可愛「それじゃあ仕方ないね・・」



次の日

瑠李電話「美亜。あさって行きのチケットを取った。フランスに行く準備しとけ。」

「・・・・・うん。分かってる・・」

「もう準備も済ませてるし、芸能界引退のFAXも流そうかなって思ってたの・・・」

瑠李「それからさ・・」

「ごめん。今日雑誌のインタビューと社長に呼ばれたの、じゃあね」

瑠李独り言「これから言う事が一番言いたかったところなのに・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「社長。なんですか?大事なお話って。」

社長「美亜のソロの曲をカップリング曲として発売する事になった。」

「海さんと一緒に歌ったあのCDのカップリング曲?ですか・・・?」

社長「そうだ~有名な作詞家と作曲家に頼んだからな。1週間後が楽しみだ~」

「・・・・・・1週間後。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして明後日


ごめんなさい。海さん。社長。クラスの皆さん。

みんなの期待を裏切っちゃって。

フランスに行ってもみんなのことは忘れないです。

CDデビューは嬉しいけどもう芸能界引退のFAXを流しちゃったし、

きっと大ニュースにもなるんだろうな。


空港


「せめて海さんだけにお別れのこと会って言いたかったのに」

ブー ブー ブー

「電話だ。」

「もしもし。」

海「テレビ見とけよ!!」


といって切れてしまいました。

空港のテレビを見ていると

海さんが記者会見を始めた。


海「1週間後に発売するCDについてを詳しくお話いたします。」

海「CDは初回生産限定版と通常版2種の3種類です。」

海「初回は俺と美亜のフォトブック付。」

海「通常版Aは美亜のソロ曲付。Bは俺と美亜のこのBしか入っていない特別曲付。」

海「こういう内容に決まりました。」

海「あとは恋愛報道についてです。週刊誌に俺と女性が一緒に歩いている写真を取られましたが」

海「俺はその女性はラジオが一緒になっただけです。俺がすきなのは」

海「美亜だから。」


海さんはわたしのことが好き・・・。

でも、もうすぐ出発の時間。

アナウンス「フランス行きの飛行機が到着致しました。」

「もう行かなきゃっ」


ブー ブー ブー

「もしもし。」

海「見たか。テレビの記者会見。」

「あっあ、はい。見ました。」

海「お前はどうする。」

「どうするって、もっもう空港の飛行機に乗ろうとチケット持って向かっています。」

海「出発まで20分ある。今から空港の駐車場に来い。」


といって切れてしまった。

「なんだろう・・・・。」

空港の駐車場に行くと


海「来たな。美亜。」

「なんですか。海さん。」

海「テレビで言ったけどお前に直接は言ってなかったよな。」

「え?」

海「●抱きしめて●俺と付き合って欲しい。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・●びっくり●」

「芸能活動復帰出来るようにがんばります。海さんにあえて嬉しかったです。」

「もう行かないといけないです。」

ブー  ブー  ブー

「電話・・」

瑠李「俺、アメリカの留学をまたする事に決めた。」

「いきなり?」

瑠李「美亜に電話したら、仕事だっていってしゃべれなかっただけだ。」

「じゃあ学校は?」

瑠李「これからはお前が俺の代わりに行け。」

「実はね、学校にもう行かないって決めたの。先生が勉強を先取りして教えてくれたの」

「これからは仕事に専念するね!!」

瑠李「俺の分もがんばれよ!」


海「社長にすぐ電話してマスコミに言わないようにって言っとくな。」


そして1週間後

「張り裂けそうなこの思い 

泣きたくなりそうなこの気持ち


針で胸を刺されたような痛さ

君はこの痛さ知ってますか」

「時に君が泣いたなら

わたしは笑って2人でいよう

君とわたし愛の誓いで


笑ったなら 泣いたなら 怒ったなら

叫べ 叫べ 叫べ」


見事音楽番組にも出演し

成功させた。


そして1年後

一番ブレイクした歌手に送られる賞

ミュージックブレイク賞をもらった。

そのあとタレントとして活動する場も増えて

とても有名な芸能人へと成長した。


「こんにちは~湊 美亜です。18歳です。」

「2月5日に発売する。black umbrella はPVが白黒になっていてオシャレなので」

「是非買っていただきたいです。わたしが実際に傘を振り回したりするシーンもあるので」

「お楽しみに~」


年が変わり

まもなく新しいCD発売が決定した。

それと同時に北海道ツアーコンサートが決まり

とっても嬉しかった。


「よう~し。今日も撮影がんばるぞ!!」


胸キュンで終わりましたね。

この小説は終わりますが

またスペシャルもやるかもしれないので

お楽しみに!

ちなみにこの小説にでてきた歌詞は

すべてわたしが考えた歌詞です。

一部分しかないので全部見たい場合は

NANASEMMMの日記 で検索してください。

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