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冒険者に・・・

頑張って書きます!また遅れるかもしれません。


オルト王国に着いた!まだ入ってないけど、入り口まで来た。入り口に行列が出来ていた。ぼく達も列に並ぶ。ちなみに魔動車は並ぶ前に他の人に見られない所で【アイテムボックス】にしまった。冒険者さん達はこの三日間で慣れてきたのかもう驚かなくなった。ジックは魔動車に乗れないと判ると本になってしまった。そんなに歩きたくないのかお前は!

それにしても凄い列だな~。まるで有名な遊園地の開園を待つ行列だな。


『クワァー!』


リュウタはぼくが背負っているリュックサックの中にいる。ちなみにジックも一緒に入っている。エディーさんから貰った。なんでも子供でも竜が出ると他の人達がビックリするそうなので、リュウタを隠す事にした。今は大人しく寝ている。


「沢山並んでるね。なんでかな?」


「レン殿はオルト王国は初めてでしたか。我々は何回かあるのですが、ロザの故郷なんですよ。オルト王国は貿易国ですから荷物の検査でこんなにも並んでしまうんですが、これでもまだ少ない方なんですよ。入り口がここを含めて四つあって、その一つは港があるですが、そこも検査があって時間がかかってしまうんです」


オルト王国に入る為の入り口は陸に三つと、海に一つなんだ。なんでもここが一番人通りが少ない入り口みたいだけど。長いよ~。


「暇なので、しりとりしませんか」


「し、尻をとる!」


リーダーさんが驚いた。


「お尻は取らないよ!ゲームだよ!始めの言葉と終わりの言葉を繋いでいくゲームだよ。最後に『ん』が付いたら負け!リーダーさんから『しりとり』!の『り』!」


「『り』!り、り、り・・・」


皆でしりとりをしながら時間が過ぎていく、すると。


「次の者!」


お!やっとぼく達の番だ!


「身分証もしくはギルドカードを確認する」


鎧を着て立派なひげを生やしたおじいさんがいた。リーダーさん達がカードを出す。次に怪しい物がないか検査をしている。


「通ってよし。次の者!む?子供?」


「すみません、この人達は我々の連れです」


「そうかなら荷物の検査がある、リュックの中を見せて貰おう」


ギクッ!ヤバイ!リュウタの事がばれちゃう!


「ロンじいさん!そんな子供の荷物にたいした物は入ってないと思うぞ」


「そ、そうですよ!後ろの三人の方が怪しいですよ!」


リーダーさん達が必死で止めようとしてくれていた。ジェイコブはリーダーさん達を睨みつけている。


「すまんが、お前の頼みでも規則は規則。わしも仕事だからな。すまんな少し見せてもらうぞ」


ダメだった。腹をくくってリュックサックを見せる。


「ドラゴンのぬいぐるみに本か、頑張って勉強しているのか、偉いのう。」


ん?ぬいぐるみ?そんなの入れたっけ?


『バカガキ、俺が竜をぬいぐるみに見えるように幻覚魔法をかけたんだ』


『その声はジック!なんで頭から声が聞こえてくる!』


『魔法を使ってテレパシーをしてるんだ』


どうやらジックが助けてくれたみたいだ。


『ありがとうジック!』


頭の中で言った。


『こっちは狭い所でずっと待ってるんだ。早く中に入れ』


はははぁ、ジックらしいな。冒険者さん達もホッとしている。


「すまんのう。検査は終わりじゃ。身分証やギルドカードがない者は入国税に子供は銀貨一枚、大人は銀貨三枚払ってくれ」


子供一人と大人五人で銀貨十六枚、銀貨がないのでポケット(アイテムボックス)から金貨一枚を出した。おつりで大銀貨八枚と銀貨四枚を受け取った。


「通ってよし。それと飴をやろう。検査に協力したお礼じゃ」


飴を五個貰った。後でリュウタと分けよう。ポケット(アイテムボックス)に入れる。


「そうそう忘れる所じゃった。最近子供の誘拐が起きているから気を付けるようにするのじゃぞ」


「ありがとうおじいさん」


おじいさんに手を降って門を通り抜けた。


「優しいおじいさんだったね」


「にゃー!」


「あのじいさん子供好きで有名なんだぜ」(ダン)


「へー。そうなんだ。なんだか孫が可愛くて仕方ないおじいちゃんみたいだった」


そういえばおじいちゃん今頃何やってるんだろう?ふと、そんな事を考えていたかど、無事にオルト王国に入れた。リュウタの事がばれなくてよかった。後でジックにお礼をしよう。


「おいガキ。俺達はここからは別行動だ。一通りの事が終わったら広場にある銅像の前で待ち合わせだ。場所はそいつら冒険者に聞け」


「うん、わかった。ぼく達は冒険者ギルドに行くよ」


「じゃあな。ほら行くぞお前ら」


「ああ」


「待ってくれ兄貴」


ジェイコブ達と別れて冒険者ギルドに向かう。冒険者さん達に案内してもらいながら街の事を教えてもらった。さっきジェイコブが言っていた広場の真ん中にある銅像があった。鎧を着た人が剣を持って魔物を討ち取っている英雄の銅像だった。


「ねえロザさん、あの銅像って何?」


「あの銅像はね、すごい昔に凶悪な魔物がオルト王国にやって来たの。その魔物を倒した英雄を称える為に創られたの。私も子供の頃によく寝る前に絵本を読んでくれたのよ」


そうなんだ。そんな事が有ったんだ。へー。そうだ、リュウタを寝かしつける為の絵本を買おう。

そんな事を考えながらしばらく歩いて行くと大きな建物の前に来た。


「レン殿、着きました。ここが冒険者ギルドです」


「おおー!」


「立派な建物だな!」


「にゃー!」


ここが冒険者ギルド!グリズベアルさんやベイさんもビックリ。中に入ると武器を持った人達が沢山いた。


「レン殿、我々は依頼の確認をします。冒険者の手続きは一番右側のカウンターです。レン殿、色々お世話になりました。困った事があったら相談して下さい」


「ありがとう!リーダーさん、皆じゃあね!」


「こちらも色々教えてもらいありがとうございます」


「バイバイにゃ!」


冒険者さん達と別れて、カウンターに行く。


「すみません、ぼく達冒険者になりたいんだけど」


カウンターには金髪のキレイなお姉さんがいた。


「冒険者登録ですね。こちらの登録用紙に記入をお願いします」


紙を三枚渡された。グリズベアルさんやベイさんにも渡す。おお、見たことない文字が分かる!読める!書ける!凄い!えっとまず名前と年齢と武器を書いて、カウンターのお姉さんに渡す。


「グリズベアルさんとベイさん、登録が出来ました。登録料金に一人銀貨五枚になります。こちらがギルドカードになります。Gランクになりますので1ヶ月以内に依頼を受けなければ抹消になります。気を付けてください」


二人に冒険者カードが渡された。あれ?ぼくは?

グリズベアルさんやベイさんも困惑している。


「あのー。すみません、ぼくは?」


するとカウンターお姉さんが悲しそうな顔で言った。


「レンさんは残念ながら冒険者にはなれません」


「・・・えっ?!」


ありがとうございます(о´∀`о)ノ

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