パーティー1
4ヶ月遅れて誠に申し訳ございません!(´・ω・`)
別れると思ったベイ、グリズベアル、ネザーはそのまま一緒に帰る事になった。
ちょっとびっくりしたけど、一緒に帰ってくれて嬉しかった。
「そうじゃァ、伝えんといかん事があったけェ。急で悪いが明日、城でパーティーが開くそうじゃア」
「パーティー?」
「そうじゃァ。壊れた城の復旧作業の一段落と寄生された者の回復とレンの意識が取り戻した事を祝しての労いじゃろう。簡単に言えばお疲れ様パーティーじゃア。 明日の昼に儂等と一緒に人力車で城へ向かうから、ゆっくりするがえェ」
サブローさんは手を振りながら部屋から出て行った。
「パーティーか・・・。2日後だし、明日はどうしようかな」
「レン様は起きたばっかりです!!安静にしてください!レン様が欲しい物がありましたら言って下さい! 全部買って来てます!」
ルルさんが心配してくれているのは分かるけど、いきなり言われると!
「分かった!分かったから!!えーーーと。欲しい物・・・」
欲しい物? 欲しい物・・・なんだっけ?
「この国の特産品があれば欲しいかなー」
「それなら、故郷である私共で見繕ってきますよ」
「ニャー!」
「お手伝いします!」
グリズベアル、ベイ、ネザーが名乗り出た。
「ありがとうお願いするよ」
「「「はい!!!」」」
その後ご飯を食べ、お風呂に入り、布団に入って寝た。
翌日、グリズベアル達はジャグピアの特産品を沢山買って来てくれた。
主に果物が中心として種類が多く、他にも布や香辛料があった。
全てアイテムボックスに入れた。
パーティー当日の朝。
「ふぁ〜!よく寝た〜!」
昨日からずっとゴロゴロしていたから身体が訛ってしょうがない。
身体を起こして伸ばす。
皆が続々と集まり一緒に朝ご飯を食べる。 食べ終わり、パーティーが始まるまでゆっくりしていようとした時、サブロウが現れた。
「よォ!」
「サブロウさん! どうしたんですかその格好は!」
「これか? 今日はパーティーがあるからなぁ!」
トントン
襖を開けると女将さんが居た、そしてぼくの手を取った。
「では、こちらへ」
「え?どこへ?」
女将さんの後ろから女性達が入って来て、ルル、ベイ、 ネザー達も一緒に誘導された。
「この国を救ってくれた方々に普段着でお城に行かれるのは我慢できません!」
「いや、でもジック達は・・・」
「男性陣は組長さんにお任せいたします」
「おう!!任せときィ!!儂と同じ袴じゃァ! かっこえェじやアろォ!」
サブロウさんがニカッ!っと歯を光らせた。
「俺はこの服が一番落ち着いてんで遠慮する」
ジックは笑顔で断っていた。
「俺も同じく」
ジェイコブも同じように断った。
「私もお気持ちだけで・・・」
グリズベアルも申し訳なさそうに断った。
「キュ?」
リュウタは分かってなくて首を傾けていた。
「そうか、残念じゃが仕方ないのォ。じゃァ、待つかのォ」
サブロウは座り、ローテーブルにあったお茶を飲んだ。
「はい、直ぐにオツマミをご用意しますので少々お待ち下さい」
女将さんはぼくの両腕を掴み、笑顔で言った。
「パーティーの主役は貴方様です。私共で皆様をキレイにします。お覚悟・・・」
「やだ――――!!!」
助けを求めてジック達を見ると視線を外された。
裏切り者〜〜〜〜!!!
女将とその他大勢の女性達によって連行された。
1時間後・・・
髪は簪で色々と盛られ、化粧もされた。
服は刺繍が入った豪華な浴衣に着替えさせられ。 昨日よりも派手さが倍増し、鏡を見た時自分自身だと気付くのに数秒かかった。
「レン・・・なんか!?」
「はぁ!?」
着替え終わったぼくを見たジャグとジェイコブは、信じられないという顔をしていた。
「笑いたきゃ笑え!フンッ!」
「レン様は綺麗です!」
「ニャ!」
「キュウ!」
「よく似合ってますよ」
「わ、私もそう思います!」
「ありがとう。ルルさん達も綺麗だよ」
ルル、ベイ、リュウタ、グリズベアル、ネザーは褒めてくれたが、ジックとジェイコブは影でコソコソと小声で話していた。
あとで覚えとけよ!(怒)
人力車に乗る時、周りの人達がチラチラとこちらを見ている。
流石にこれだけキレイにしてもらったので横切る獣人達が振り向いた。
「お城が見えてきましたよ!」
「お〜!」
お城を見ると外壁が綺麗になっていた。
虫の大群を攻撃していた時、バラバラになった死骸が壁にこびり着いてしまったけど今ではピカピカになっていた。
城に到着すると門番さんが敬礼をしてくれた。
「ようこそお越し頂きました!救世主様方!ご案内いたします!!!」
「どうぞ、こちらへ!!」
「あ、ありがとう」
大広間に案内されると、王様とリオル君を中央に大会出場者の人達や貴族の方々が居た。
「レン!」
「うおっと!」
リオル君が飛びついて来た。
「レン! キレイだな! 匂いがレンじゃなかったら気付かなかったぞ!」
「体調はもう大丈夫かい?」
「はい、大丈夫です」
「それはよかった。所で本当にキレイになったな、リオルが抱き付くまで気付かなかったぞ」
「あははッ」
「リオン王子!!抱きついてはいけません!」
リオン君の従者であるペル君が注意をした。その後ろにはライノ君とティム君が居た。
「え〜〜〜!!!」
「『え〜!』 じゃありません! 寝込んでいた方に抱きついたら危ないですよ! 王様も王子様を甘やかさないで下さい!」
「「ごめんなさい」」
ペル君に怒られる王族ってどうなんだ。
「リュウタ! あっちに料理があるから一緒に食べよう!」
「キュー!」
リオン君とリュウタは一緒にご馳走を食べに行った。
何かいい匂いがすると思ったら、奥に料理が並んでいた。
ん?あの鍋は・・・まさか、小粥?
パーティーでぼくが食べ残した小粥が再利用されていて大丈夫か?
「あれって・・・」
「おお気付いたか! 息子リオンが作った 『オーカユ」も我も作ってみたくなってなッ!」
『なッ!』って・・・。大丈夫かなこの王様・・・。 後ろからサブロウが怒号が聞こえた。
「おんどりゃァ!!何で小粥がパーティーなんかに置いてあるんじゃァ!我!」
「王である我になんだその態度は! サブロー!」
「王様だろうがなんだろうが小粥を置いている方が頭可笑しいじゃァろうがァ!!!」
「我が丹精込めて作った料理を可笑しいとは何事だ!」
「病人や怪我人が食べる料理を何でパーティーで出すんだと言っとるんじゃァろうがァ!!!」
「我が開いたパーティーに文句を言うではない!」
「「グググギィ!!!」」
王様とサブロウが言い争っていると、後ろから声をかけ
られた。
ありがとうございます(*´∀`*)




