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後半

先輩を好きになった体育祭から一年がたったある日。



同じ様に応援が始まる。



真剣な表情。



真っ黒な学ラン。





でも、先輩みたいに心動かされることはなく。



競技の合い間にこっそりと先輩をながめては楽しんでいた。





そして、先輩とは何のしんてんもないまま、冬は来て、受験シーズンも終わった。



あと少し、何かの勇気がでないか自分を奮い立たせてみたけど



駄目だった。






奇跡を祈った。





先輩が私を見初めてくれる夢。



でもそんなことはなく。



現実って厳しい。。





卒業式の日、これで先輩を影からみつめることもできなくなると思うと、涙がこぼれてきた。



そんなんでいいのかな。



たえられるのかな。



自問して。




門付近で記念撮影する卒業生たち。



先輩の姿はどこ???




せめて



せめて。



写真だけでも一緒にとりたい。



急に焦りが出て来て、勇気を奮いたたせた。



でも、先輩は自転車で坂を下って学校から遠くへ去っていくところだった。



なんてタイミングが悪い私。



せめてあと五分早く決心していれば。



ああ。



胸に穴が開いたようで。



すごい脱力感。




悲しくって悲しくって。



でもこれが現実で。



私の片思いは終わった。






この恋も早く卒業できたらいいのにな。

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