表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忍び愛〜声から始まる恋〜  作者: みやび68


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/12

Episode 1

「ただいま〜」


誰も居ない部屋に声を掛ける。

荷物をソファに置き、ベッドに身を投げた。

天井を見つめたまま、スマホを弄る。


「⋯暇⋯」


友達はバイトやデートに忙しいらしい⋯

何の趣味もない私は、暇を持て余していた。


「⋯そうだ⋯」


手軽に音声配信が出来るアプリを、友達が絶賛していたのを思い出す。


「⋯確か⋯」


記憶を頼りに、アプリを探す。


「⋯これ、かな⋯?」


アプリをインストールして、登録する。


「⋯これでいいのかな⋯?」


一度深呼吸をして、配信開始ボタンを押す。


「⋯誰も来ない⋯」


配信開始して数分、何の動きもないアプリを見つめ続ける。


「⋯はぁ⋯」


盛大に溜息をつき、配信をやめようとした時⋯


「っ⋯!こ、こんばんは⋯!」


慌てて挨拶したせいで、声が裏返ってしまう。


ユウ『こんばんは』

ユウ『もしかして、初配信?』


「はい、初配信です⋯」


ユウ『もしかして、初リスナーになれた?』


「はい!ありがとうございます!」


ユウ『良かった(笑)』

ユウ『今日は配信見るつもりなかったんだけど、たまたま覗いてみたら気になって⋯』


「っ⋯!嬉しいです!」


ユウ『俺も嬉しいよ』

ユウ『こういうのも縁だしね』


「⋯縁⋯そうですよね⋯!」


ユウ『アカウント名、何て読むの?そのまま、みらい?』


「はい、みらいです!」


ユウ『みらいちゃんは普段何してる人?学生?社会人?』


「大学生です!ユウさんは⋯?って、聞いてもいいんでしょうか⋯?」


ユウ『いいよ(笑)』

ユウ『俺は社会人』


「ってことは、お仕事終わりですか?」


ユウ『そうだよ』


「お疲れ様です」


ユウ『ありがとう』


暫く、他愛のない話をし⋯


ユウ『そろそろ落ちるね』


「あ、はい!ありがとうございました!」


ユウ『また配信してくれる?』


「っ⋯!はいっ⋯!⋯また、来てくれますか?」


ユウ『もちろん』

ユウ『また話しようね』


ユウさんが落ち、配信も終了させた。

時計を見ると、意外と時間が経っていた。

不思議な気分を感じつつ、また配信しようかなと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ