剣の過剰愛、その末路。~剣を失った少女は素直になれない~
マーシャ・テルムントは剣に愛されていた。才能と努力によって若くして世界最高峰の実力を持つに至ったが、剣に愛されすぎるあまり頻繁に高熱を出し、12歳のとき剣を封印することとなる。
そして、それから4年の時が過ぎた。
今や、普通の貴族令嬢として学園に通う日常を送っている。婚約者もいる。それは14歳の時に婚約した第二王子のレイト・アシュガルドだった。
イケメンで、背も高く、頭脳明晰で、魔法も使える。そして剣のことが大好きでいつも素振りをしている。
――そんなレイトのことをマーシャは好きだった。でも負けず嫌いな性格のせいで素直になれず、心の中ではいつも必死にレイトの嫌な部分を探し出し、『レイトのことなんて嫌い!』と思い込んでいるのだった。
そして、それから4年の時が過ぎた。
今や、普通の貴族令嬢として学園に通う日常を送っている。婚約者もいる。それは14歳の時に婚約した第二王子のレイト・アシュガルドだった。
イケメンで、背も高く、頭脳明晰で、魔法も使える。そして剣のことが大好きでいつも素振りをしている。
――そんなレイトのことをマーシャは好きだった。でも負けず嫌いな性格のせいで素直になれず、心の中ではいつも必死にレイトの嫌な部分を探し出し、『レイトのことなんて嫌い!』と思い込んでいるのだった。
プロローグ
2019/03/31 11:58
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