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いろいろ忙しいんですよ?

# 評価、ブックマーク・ご感想ありがとうございます! 励みになりますので、是非よろしくお願いします!


# 初の作品で拙いものではありますが、続けて読んでいただけるよう頑張ります。




そろそろ期末考査。

「はい、お弁当」


「おう、サンキュー。いつもありがとな。いただきまーす」


「どういたしまして。いただきます」


「さてさて。恒例のテストが近づいてきたな。放課後勉強会も試験モードにするか?」


「もう期末考査なのよねー。そうね、そろそろ切り替えましょ。そして、試験が終われば待望の夏休み!!」


「高校三年生の夏休みなんてのは勉強に時間取られるんだけどな」


「もう、そういうこと言わないの! せっかくのウキウキ気分が台無しよ。減点よ!」


「まあ、そこはメリハリ付けて行くってのが俺ら流だしな。そうだ、保養所もちゃんと取れたって親父が言ってたぞ」


「うーん、楽しみよ! 二泊三日で旅行なんて贅沢だわー」


「夏休みを楽しく過ごすためにも、期末考査は頑張っておきたいところだな」


「そうね、上り調子で迎えたいわね。あんたの調子はどんな感じ?」


「えーっとそうだな、まずまず堅調ってとこだ。決して悪くは無い。地道にやってる感じだな」


「ふふふ。あたしもそんな感じかなー。このまま維持できれば狙ってる大学は行けそうね」


「俺はもうちょっと順位上げないとだな。今、32位。できれば期末考査では20位台にしておきたいな」


「無理しないようにね」


「わかってるよ。俺に勉強漬けは向いてないしな」


「うん、息抜きも大事よ。あ、そうだ、趣味の方はどんな感じ?」


「3Dモデリングの方か? 結構複雑な形もできるようになってきたぞ。スマホスタンドも最初に考えてたデザインよりはずいぶん良くなってきた。スクショ撮ってるけど見るか?」


「そうね、ちょっと見たいかも」


「おう、今出す………………っと、これだ。ほれ」


「へえええええ、なかなか可愛いデザインね。ステンドグラス風?」


「そうそう。一枚板にすると重くなるし材料もたくさん使うんでデザイン兼ねて肉抜きしてみたんだよ。この方が軽くていいと思う」


「へー。強さはどうなの?」


「強度は問題無いな。3Dプリンタで出力したものって結構固いんだよ。なんか柔そうな感じあるけど」


「そうなんだ。いつ頃完成しそう?」


「もうちょっと待ってくれな。試験モードにも入るのでやっぱ多少はペース落ちるし、そうだな、試験終わってから何日か後かな」


「わかったわ。別に急いでないからあんたのペースでやってね」


「うん。人形(ひとがた)のモデルにもトライしてるんだけど、こっちはかなり大変なんだよ」


「へえ、そうなんだ」


「なんて説明したらいいのか…… そうだな、めっちゃくちゃ大雑把に言うと単純な形をすんごく小さくしてそれをたくさんつなぎ合わせるという感じかな」


「ふ、ふーん。よくわからないけどいっぱい作業しないといけなさそうね」


「まあ、ある程度はコピーペーストとかで対応できるんだけど、基本的にはゴリゴリと手を動かしていかないとできない」


「大変そうね。妹ちゃんのフィギュアの完成はだいぶ先になるのかしら?」


「俺としては夏休み中にはなんとかしたいと思ってるけど、この調子だと7、8割方の完成度になりそうかな」


「それだと完成は冬あたりになりそうね。二学期は一学期以上に勉強モードになるからそっちにばかり時間は取れないし」


「んー、別にじっくりやるしいいさ。のめり込まないようにしないといかんし」


「そうね…… あ、そうだ、さっきのスマホスタンド、今のデザインのままで一つ作れる?」


「ん? なんだ? 作れるには作れるけど、デザインが中途半端だぞ?」


「それでいいからとりあえず作ってよ。あたしが実際に使ってみていいところ悪いところを洗い出してみるわ」


「おお、なるほど、それは助かるな。じゃあ明日の朝に出力するから、明後日に渡せると思う」


「ありがとね。あ、名前って簡単に入れられる?」


「ご心配なく、もう入ってるよ。大丈夫」


「あら、気が利くわねー。加点してあげる」


「ははは、ありがとよ」


「……それにしてももう試験かぁ。試験モードに入ると妹ちゃんに会えなくなるから寂しいわねー」


「妹も試験勉強あるしな。まあちょっとの期間だし辛抱しなよ」


「あんたは毎日会ってるからいいわよねー。あたしの妹ちゃんなのに」


「俺のだやらん」


「シスコン」


「ちゃうわ」


「そうだ、試験終わったら遊びに行きたいんだけど、いい?」


「いいぞ。オカンも会いたがってるから日曜がいいな」


「わかったわ。料理する?」


「もちろん期待している」


「結構あんたん()に行ってるけど、まだお父さんには会ってないのよね。お仕事忙しいの?」


「あーーー、遠慮してんのかな? 親父、割とそういうところあるから」


「え、もしかしてあたし避けられてるとか?」


「いや、そんなんじゃなくてだな、まあ、息子の彼女とか、照れてるんじゃないかな」


「なにそれ可愛い」


「可愛い言うな。ただのおっさんだぞ」


「そんなこと言わないの。海には顔合わせするのよねー。楽しみよ」


「おっさんに会ってもしゃーないだろ。ま、先のことより目の前の試験だ。今日から勉強会は試験モードでよろしく」


「そうね、よろしくー」










 勉強に趣味にレジャーに忙しい


お父さん登場(?)は海までおあずけ

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