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三年生になったんですよ?

# 評価、ブックマーク・ご感想ありがとうございます! 励みになりますので、是非よろしくお願いします! 

# 初の作品で拙いものではありますが、続けて読んでいただけるよう頑張ります。


三年生の始業式の日です。

(今回、短いです)


「おはよう!」


「おう、おはようさん。学校で合うのは久しぶりだな。高校生活も最後の1年か」


「そうね、いよいよ受験に向けて動き出すのね」


「やれることはやっていかないとな。さて、まずはクラス分けを見に行こう」


「一緒になれればいいんだけど、9クラスもあるから確率は低いわよね……」


「まあ、離れたってしょうがないさ。それで俺たちが終わるわけじゃあるまいし」


「それはそうだけど、あんたにちょっかい出す子がいないか心配になるわ」


「心配不要、大丈夫だ。どうせ最初に自己紹介やるだろうから、その時に『フィギュアが大好きです』とでも言っときゃ引かれるだろ」


「それはそれでなんと言うか」


「お前こそ可愛いんだから男が寄ってくるんじゃないのか?」


「かわ…… えっと、心配してくれてるの? 妬いてくれてるの? 嬉しいわね」


「そりゃあ、まあ、な。顔赤いぞ」


「うるさい。まあ、あたしも大丈夫よ。誰が寄ってきてもなびかないし、彼氏います宣言もするし」


「なんか、それでも心配は心配だな」


「ふふっ まあ、クラス分けを見てからだね」


「そうだな。……あー、人だらけだな。さて探すとするか。骨が折れるな」


「えーっと……」


「……」


「……」


「……あったか?」


「探し中……」


「……」


「……あ、あった、見つけたわよ! あたしは3組ね」


「お前は3組か。俺はどこだ…… あーーー、あったあった!」


「え、どこ? 何組?」


「へへん、喜べ、同じ3組だ」


「うそ!? やった! 確率に勝ったわよ!」


「3年連続同じクラスってのもなかなか無いよな」


「これは運命よ。運命には逆らえないのよ」


「はは、女子は占いとか運命とか好きだよな」


「いいのよ。都合のいいとこだけ信じてればいいんだから」


「現金だな」


「これであたしとあんたの仲を邪魔するような輩は瞬時に抹殺できるわね」


「穏やかじゃない」


「でもよかったわ。やきもきせずに済むし、敵を抹殺する余計な時間を取られなく済むし」


「穏やかじゃないアゲイン」


「安心しちゃった。ねえ、今日さ、学校午前中で終わりだし、あんたん家に行ってもいいかしら?」


「おう、いいぞ。妹も今日始業式だから着く頃には家にいると思うし。連絡入れとくぞ」


「そう、なら良かった」


「どうした? 急に家に来たいなんて」


「んー、なんとなくよ。たまにはのんびりとあんたと妹ちゃんと過ごしたいなってね」


「ああ、料理教室の日は妹と勉強会もしてたんだよな。勉強抜きでのんびりしようか」


「でね。なんとなく、みんなの今年の目標とか、そんなお話もしたいな、なんて」


「そうだな。そういうのもいいな」


「あんた、春休み中はバイトであたしとの勉強会ができなかったけど、順調に進んでる?」


「おう、夕方バイトから帰ってからそこそこ勉強漬けだったぞ。お前に勉強の仕方を教えてもらったおかげで、自主学習もスムーズに取り組めてる。料理教室の日はオフの日にしてたからメリハリもあったし」


「そう、それなら良かったわ。あたしも妹ちゃんに教えるのに二年生を振り返ったりでいい復習ができたし、お互い順調そうね」


「お前、三年生になっても俺との放課後の勉強会やってくれるんだろ?」


「もちろんよ。短時間に集中してね」


「おう。ずーっと勉強漬けは俺には無理だしな。俺は俺のやれる範囲でやってくよ。息抜きの趣味はやめられないし」


「あ、そういえば3Dプリンタだっけ? もう買ったの?」


「ああ、注文はした。届くまで結構日数がかかるみたいでなんで、今は3Dモデリングソフトをいじくって使い方を覚えてる最中」


「そっちもぼちぼちやってるのね」


「うん。早く届かねーか、楽しみだよ」


「ふふ。じゃ、あたしらの新しい教室に行きますか」


「そうだな。俺らの新しい教室な」


「ふふふ」


「へへへ」







 同じクラスになれて良かった。

よかったな。

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