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今度は勝負しますわよ?

# 評価、ブックマークありがとうございます!

# ご感想いただけますと励みになりますので、是非よろしくお願いします!

# 初の作品で拙いものではありますが、続けて読んでいただけるよう頑張ります。


妹勉強会が終わりました。

「……ああああもう、ホント妹ちゃん天使すぎ」


「お前ら随分仲良くなったな。ちょっと妬けるくらいだぞ」


「にゃはは。嫉妬しないの。妹ちゃんはあたしのなの」


「ばか、俺のだ」


「ばかって言ったー。減点ー」


「減点でも譲れんもんは譲れん」


「どシスコン」


「シスコンちゃう。ましてやどを付けるな」


「あー、もう可愛すぎるー。今日もお姉ちゃん言ってくれたー。ぐふふふふふ」


「よだれ。なあ、勉強を教える方はどうだった?」


「じゅる。うーん、妹ちゃんとは学校が違うからカリキュラムがあたしらと同じかわかんないだけど、あたしにやれることはやったよ。流石、超人妹ちゃんよね。飲み込みが早いわ。今日教えようと思ってたこと、一時間もしない内に終わっちゃったもの」


「それで途中からきゃいきゃい盛り上がってたのか。こっちはうんうん唸ってたのに」


「あはは、ごめんごめん。でも妹ちゃんとお話するの楽しくってねー」


「まあ、仲良くなるのは大歓迎だ。お前の作ったケーキもすげー美味かったみたいで、妹が目を見開いてたぞ」


「そうなのよ! 妹ちゃん美味しい美味しいって言ってくれてねー。妹ちゃんもたまにケーキ作るんだって?」


「おう、そうだな。滅多に作らない割には結構美味いぞ。とは言えまだお前の域までは達してないな」


「あら? お褒めに預かり光栄ですわよ。超人の妹ちゃんにも完璧でないこともあるのね。今度一緒にケーキ作りしたいわ」


「お、いいんじゃない? 妹に聞いとくよ」


「お願いね。そうそう、あんたのこともちょっといろいろ聞いちゃったわよ」


「なに!? な、何を聞かされたんだ? 余計な事喋ってそうで嫌な予感しかしない」


「話の流れでちょっとだけよ。黒歴史とかじゃないわよ」


「むー、安心できん。どんな話の流れだった?」


「あんたが去年の期末考査で50位以内に入ったでしょ? その時に家で相当勉強頑張ってたじゃない」


「おう。お前が勉強を教えてくれたんだ」


「妹ちゃん、あんたのそんな姿なんて見たことなかったからものすごく驚いたって」


「まあそうかもな。宿題くらいしかやんなかったし」


「妹ちゃんがね、『お兄ぃは関心が無いものには、だいたい平均点くらいに到達したらそっから手を抜くのですごく勿体なかった』って」


「あーーー。まあ、なんだ。そうだな」


「なにその苦笑い。あんたのことよ」


「いやあ」


「でね、『私がもっと頑張りなよって言ってもいーのいーのってはぐらかされてて、そんなのがずっと続いてた。それをお姉ちゃんが変えてくれたの』って言うのよ」


「そうだな。お前のおかげだ」


「でね、でね、最後にね、『ありがとうお姉ちゃん』って言ってくれたの! きゃーーー」


「惚気てんじゃねえ」


「うふーーーーーん、妹ちゃんラブ」


「俺のだ」


「あんたシスコンならシスコンらしく妹ちゃんに心配かけないのよ? わかった?」


「シスコンじゃねえって」


「これは妹ちゃんのお姉ちゃんからの命令よ」


「ばっ!? お前、それ…… ま、まあわかったよ。妹には心配かけたことは謝っとくよ」


「そうそう。妹ちゃんの言うことはちゃんと聞くのよ?」


「へ、はい」


「よろしい。あ、それと、あんた家でも自習してるんだってね? そう聞いたわよ」


「おう。まあ、そう言っても軽く勉強会の復習をしてるだけだけどな。なんでも、同じことを時間を置いて2回すると記憶に残るってらしいし。実際、効果ある気がする」


「へー、そんなことまで考えてやってるんだ。あんと、ホント関心の有ることと無いことの差が激しいわね」


「はは。学年末考査って来月末くらいだし、あと1ヵ月このまま地力を付けていきたいと思ってるよ」


「今のあんたなら確実にやっていけるはずよ。あたしも一緒にやるから頑張っていこうよ」


「おう。よろしく頼むぞ。そう言えばお前、前回19位だったろ? 次の目標は?」


「そうね。それまでは30位台だったけど、最低でも30位以内、20位台後半をキープしたいわね」


「おや、ちょっと消極的ではありませんかな?」


「前回の19位はちょっとマグレだったところもあったしね。実力から言えば30位以内目標は妥当だわ」


「そうかー? じゃあさ、こういうのどう?」


「なになに?」


「お前は30位以内キープが妥当と考えてる。俺は現状ざっくり50位だ」


「ふんふん」


「その差20位だけど、これの半分の10位を俺のハンデとして順位勝負するの」


「つまり?」


「例えば、次の試験で俺が35位だったとする。ハンデの10を引いて25位扱い。お前は25位以内で勝利。というやつ」


「ふーん。面白そうね。確かに競争した方が身が入るってものね」


「よし、じゃあハンデ10でいいか?」


「いいわよ、受けて立つわ。ちなみに勝者の権利は?」


「うん、それは各自考えることにしよう。自分が勝ったらやりたいことを一つ考えておくこと」


「ふふーん。何をしましょうかねー」


「もう勝った気でいる」


「負けるつもりで勝負に臨むなんてありえないわよ。叩きのめしてやるわ」


「怖えよ」


「首を洗って待ってろよ」


「ひいい」









 帰ったら勉強しよ


何をしようかなー

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