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魔術会社サークルのオカルト怪奇譚  作者: 人鳥迂回
魔術師が依頼受け付けます

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あくまで占いep1

「おいクソガキ、依頼持ってきてやったぞ」


 書類整理が一段落して落ちついて、ゆっくりコーヒーでも飲んで休もうとしていたとき、扉が勢いよく開き不遜な態度をそのまま声に出したような者が聞こえた。

 今日のコーヒーは少しい。この前来栖さんに貰ったやつ。そのタイミングを計ったかのように入室してくる人。このタイミングで来られると一人分だけ入れて飲むのは申し訳なくなる。仕方なく二人分のカップを準備することにした。


「いつも言っているでしょ、入るときはもっとゆっくり……」

「うるさい、こちとら依頼人だぞ」

「いや、違うでしょ」


 いつもいつもドアを思いっきり開けて入ってくる。そんなに強く開けると態々扉を隠してる意味がないくらい大きな音が鳴る。もし、普通の人がこの建物の中にいたら不思議がるだろう。何もないところから大きな音が鳴る、心霊現象的なものだと噂されるかもしれない。


「いや、間違っていない。今回は依頼人として来たんだ。私の店にちょっと厄介な客が来てな。私には手に負えん。お前に任せる」

「ゲティさん……、貴方いつもそうやって面倒事を押し付けてくるじゃないですか。一応この会社に所属してるんですから自分でもなんとかしてくださいよ」

「社長はお前だろクソガキ、上の物に話を通してるだけだぞ、社長さん」


 彼女の名前はゲティ。僕も、他の人も彼女のことをそう呼んでいる。名は体を表すと言う言葉があるように、名前が知られると言うことは魔術師にとって手の内が知られてしまうことがある。極端な例だと、『魔術大好き太郎』という名前の人をみたら『魔術を使う人』と分かってしまう。偽名を使う人もいるが、自分の使う術によっては偽るということ自体が自分の力を発揮できない要因になることがあるらしく、本当のことはいうが全ては伝えないと言うのが魔術師の基本になる。

 


 そして彼女も魔術師。いつもはこの建物の一階で胡散臭い占いの館みたいなものをやっている。彼女の風貌は小学生くらい、少し頑張って中学生くらいにしか見えない。幼いころから研究をしていた結果、栄養不足や運動不足で成長が止まってしまったらしい。占い師としての格好なのかフード付きのローブを着ている。フードの中にはワニのぬいぐるみが入っておりそれがまた子供らしさを加速させている。



 興味はないが占いに関しては当たると評判らしい。空穂ちゃんが言っていた。全く興味がないので聞き流していたが、失せ物探しや男女の恋愛の話がよく当たるらしく、たまに雑誌の記者などが来ている。彼女はすべて断っているが。



 そして彼女はこの会社に所属している魔術師の一人。僕は来た依頼を皆に手伝ってもらっている。僕に出来ない内容のものでもゲティになら出来ることがある。僕たち魔術師は専門分野の職人のようなものであり、それ以外になると滅法弱いのだ。


「それなら占いの方控えめにして、こっちの仕事もっと手伝ってくださいよ」

「お前アホかよ。生きるのに金がいるって言ってんだろ。依頼の紙見てみろ、報酬のところ。変な薬だ、なんかの材料だ、今の日本で生きていくのにそんなもんが金になるわけねーだろ」


 魔術師は基本金欠である。いや、本当に切実なレベルで。僕たちの受ける依頼は金銭が報酬の場合もあるがそれは守秘義務などが厳しく口止め料が入っている場合が多い。基本的に細々した依頼の報酬は依頼人の作った新作や、特殊な材料だったり、魔術師には役に立つが人間としてはただのガラクタのようなものだ。ゲティも今の日本で生きているため、お金がなければ生きていけない。そのため占いの方に力を入れている。


「それでそんな守銭奴なゲティが持ってきたって言う依頼はなんなんです?報酬数億とかですか?」

「お前、ぶっ殺すぞ」


 風貌に惑わされるが彼女は成人しており、僕が砕けた敬語を使う程度には年上である。その風貌でみんなから舐められているし僕も普段の彼女は舐めている。今も凄んでいるが、全然怖く感じない。


「はぁ、とりあえずこれ。依頼書を書いてきた」


 埒が明かないと思ったゲティは一つため息を付き、僕に依頼書を手渡す。基本的に依頼書は外にある依頼箱に投函されるので人から手渡されるのは数少ない。ゲティから依頼書を受け取るとそこにはゲティの字で依頼が書かれていた。


『依頼 失せ物探し』


「これだけ?」

「どうせここに来て話すんだからいいだろ。とりあえず座るぞ」


 僕の意見は何も聞かず、事務所に備えられているソファに我が物顔で座った。ゲティはソファにふんぞり返るように座り『お前も座れ』と言ってきた。この事務所の主は一応僕なのにおかしな話である。


「それで、なんです?これ、失せ物探しはあなたの占いが当たるって聞きましたし、態々僕のところへ来るようなことじゃないと思うんですけど」


 もう一度依頼文を見る。何度しても失せ物探しとしか書かれていない。失せ物探しがよく当たると評判らしい彼女が態々僕のところへ来た。ということは、現世絡みの話ではなく僕たちみたいな裏の話ということだろう。そもそもゲティが来てこの事務所で話すという時点で裏の話なのは確定している。


「今日、私のところに客が来た。基本的に、私のところに来る人の情報は何があっても話さん。これは占い師としての信用問題だからだ」

「それでは何故、僕のところに来たんです?」


 彼女は一度深呼吸をしてから神妙な顔をしてから話し始める。


「多分あれ人じゃなくて幽霊だ」

「そうですか」


 人の情報は喋れないが幽霊の情報は話せる。

 幽霊と言えば今日は空穂ちゃん来るのかな。最近は毎日のように来ていて、それと一緒に来栖さんも来ている。何か仕事をすると言うよりは事務所で話したり、物の整理とかを頼んでいる。出来る依頼がない場合暇なのだ。来栖さんの目は僕の睨んだ通り、ルーン文字の効果で新たな変化はないらしい。ただ眼帯を外すのが怖くなって寝るときもつけていると言っていたので先日、アイマスクにも同じように文字を彫って渡してあげた。そのお礼に今淹れているコーヒーを貰った。ちらりとお湯を沸かしているポットをみるがまだお湯は沸いていなかった。


「そうですか?だと?人相手じゃないんだぞ」

「いや、まぁ慣れてますんで。それより何でそんなに気にしてるんです?貴方も魔術師なら幽霊とかの存在はおかしく無いでしょう」


 霊と一言で言っても悪霊から善なる霊、精霊など多岐にわたる。魔術にはそういう物を使役することもあるし、なんならゲティの使う魔術もそれに近しいものがある。身近な存在、とまでは言わないが特段特別な存在とも言えないだろう。


「いや、幽霊怖いだろ」

「は?」

「いや、幽霊だぞ。髪洗ってるときに後ろに誰かにいるかもとか、寝てる時に物音するとか。理由とか原理とか分かるがその、普段見えない存在だから怖いんだよ」


 思わず、素になって聞き返してしまった。怖いって、その理由は普通の女の子みたいだと思った。見た目は女の子だけど中身というか、やってることは可愛い感じからはかけ離れている。失礼な事を考えた事を察知されたのか一瞬睨まれる。そういうところがあるのに幽霊怖いというのは……。


「占いしてるときはさ、ちゃんと魔術を準備してるからいいけどさ」

「僕は普段から使ってるので別に……」

「お前のと私のは全然違うだろうが」


 そう言ってフードの中に入れていたワニのぬいぐるみの尻尾を掴みブンブンと振り回す。ワニのぬいぐるみも『やめてー』って言ってると思う。

 僕は常日頃からルーンの刻まれた石を持ち歩いているが彼女の使う魔術ではそれが出来ない。しっかりと準備する必要があるものなので簡単に使うことが不可能なのだ。


「それで幽霊からの占いについて詳しく」


 話が脱線してしまったため、話の流れを元の路線へ戻すことにした。ダラダラ話しているのも楽しいが、もしかしたら空穂ちゃんがもう来るかもしれない。


「今日来た客は車椅子に乗っていた。一人で来たんだ。その時点で不思議な感じがしたんだよ。付き人もいない車椅子に乗った女。それだけだったら不思議でもない。ただ女は下半身に赤いブランケットをかけていた。滅茶苦茶不思議な雰囲気だったがそこはいい。そんでその女の依頼が失せ物探しだった」


 相槌をうちながら僕は話を聞く。途中でポットのお湯が沸いたが、今はコーヒーを作っているときではない。冷めてしまったのならまた沸かし直せばいいだけだ。


「失せ物探し。いつもなら占って終わり。ただ今日の女の依頼は自分の下半身を探してほしいって言ってきたんだ」

「それは……なんとも」

「ってことはその女には下半身が無いってことだろ?長年の経験で分かったんだよ。あ、こっちの世界のやつじゃないなって。だから詳しい人を紹介するって言って今日は帰ってもらった」

「紹介?」 

「あぁ。ここの場所を言った。幽霊だし多分ここの扉分かるだろ」

「いや、依頼受けてないんですけど」

「やれ」


 横暴すぎる。ゲティには仕事関係で結構頼ることがあったし、全然受けてもいいのだが態度が大きすぎる。流石に僕はここの社長だから安請け合いは出来ない。だがゲティが僕に仕事を任せるというのは僕に出来る仕事ということだろう。多分、幽霊が怖いから丸投げしたいわけでは無いと信じたい。


「わかりました。とりあえずその依頼受けて、依頼人と話してみます。その時は同席してくださいね。それと、貸しイチですよ」

「バカ言え。返済イチだ。これまでどれだけ手伝ってやったと思ってやがる」


 ゲティは持っていたワニのぬいぐるみで机を叩き、そのまま僕の方へ向けて机の上に置いた。置かれたワニのぬいぐるみを見る。ちょっと大きめだけどデフォルメされた大手家具屋などで売っていそうな可愛いぬいぐるみ。それを使って人を叩いたり、机に叩きつけたりしてぬいぐるみが可哀想だ。難儀なものだと思い、ぬいぐるみに目をやると『そうでしょう?』とでも言いたげな目でこちらを見ていたワニのぬいぐるみと目が合ったような気がした。



「こ、こんにちは」

「こんにちはー」


 その後もゲティと話していたら結構な時間が経っていたらしい。空穂ちゃんと来栖さんが事務所に入ってきた。まだ、ここに入るのに少し慣れていないような来栖さんと勝手知ったる程度で入ってくる対照的な空穂ちゃん。


「ん?このお嬢さんは……最近この建物に入るのをみるがなんだ?」

「うちのバイト」


 いつもは自分の店にいるため僕が新しくバイトを雇ったことも知らないのだ。高校生と見比べると、改めてゲティは小さい。妹くらいの大きさに見える。この事務所に来る以上これからも蜂合わせる事があるだろうしまず自己紹介してもらおう。


「とりあえず座って、自己紹介しよう」


 僕がそう言うと来栖さんは困ってしまう。言ってから気づいたが、この事務所のソファは大人数が座ることを想定していないため二人掛けが2つあるだけだった。 僕の横に女子高生である彼女が座るのは嫌なのだろう。自分で言ってて悲しくなるが。


「そこのお嬢さん、私の隣に座りな。男の隣なんて嫌だろ」

「いえ、そういうわけでは」

「じゃあ、私は社長の横に座るー」


 空穂ちゃんは僕の横に座るみたいだ。なんか、少しだけ安心した。空穂ちゃんまで『私も社長の横は……』とか言うようならショックを受けてしまったかもしれない。


「私は、鏑木空穂です。ここでバイトしてます」

「えっと、私は来栖愛美です。社長さんと縁があってからここでバイトしてます。よろしくお願いします」


 二人は特別伝えることもないのか、名前だけを言った。


「はじめまして、私はゲティ、と呼んでくれ。一応ここの会社に所属している。この建物の一階で占いをやっている。そこそこ有名だから知ってるんじゃないか?ゲーティアっていう店なんだが。」


 子供じゃなかったんだ、とでも言いたげな目で僕の方を見てくるが無視をする。子供みたいと見た目で誂うとゲティは本気でキレて魔術で攻撃を仕掛けてくる。僕とゲティでは魔術の相性が悪いので疲れるのだ。


「やっぱりゲーティアの店主さんだったんだ。雑誌で見た通りだなー。ってか、ここの社員さんだったのびっくりだよ。社長は知らないかもしれないけど滅茶苦茶有名」


 空穂ちゃんは雑誌とか読むようで店主のことも知っていたみたいだ。もしかしたらそういう話をしていたかもしれないが基本的に、僕は空穂ちゃんの世間話は右から左に流すようにしている。この前も、尻尾が二股に小さな分かれた猫を見たという話から何故か好きなおでんの具の話になっていた。『そうなんだ』『なるほどね』だけで適当に相槌していたら訳の分からないことになったので今では適当に流している。


「ふーん。有名なんだ」


 さしたる興味は沸かなかった。自己紹介も終わったし、ゲティにはお帰りいただこうと思い、立ち上がろうとする。すると机の上のワニのぬいぐるみとまたしても目が合った。『私の紹介は?』とでも言いたげな目線だ。このぬいぐるみの紹介って僕には出来ない。


「ゲティ、こいつの紹介もして」

「こいつって言うな。私のパートナーだぞ」

「ワニのぬいぐるみがパートナーだって!かわいー」

「かわいいね」


 女子高生には人気らしい。確かに見た目は可愛いがこれは魔術師ゲティのパートナー。ただ可愛いだけの存在ではない。そういえば彼女たちって僕らが魔術師っていうこと知らなかったような……。


「うーちゃんだ」


 ゲティはワニのぬいぐるみを指さして名前だけを言う。まじめに言うつもりがないらしい。ゲティにも彼女たちをバイトとして紹介しただけでこっち側の人間だということを忘れていたことに気付いた。


「ゲティ、ちゃんと紹介して。あっち側の存在だ」

「はぁ、最初からそう言ってくれ」


 溜息を付き、小さな声で何かを呟き出すゲティ。ゲティの魔術には即効で発動できるものが無く、物を媒体にして何かを召喚する。所謂召喚術師に該当する。召喚術師にも種類があるがゲティのことだけに触れるとゲティはそのものに関連するぬいぐるみに魔法陣を埋め込み、自分の体にも同じ魔法陣を刻む。自分の体に刻んだ魔法陣に魔力を流すことで、対象の魔法陣とリンクさせ、対象との意思疎通を図る。それが成功した時に発動するのがゲティの魔術だ。ゲティは占い師ということでローブをかぶっているが、隠された手足には様々な魔法陣が刻まれており、幾つもの召喚魔法を使える。ただ、どんな対象でも召喚できるわけではない。西洋のドラゴンと日本の聖獣など、存在している枠組みが違うものは出来ない。一人の人間が持てる本を一冊の専門書だと仮定した場合に、召喚魔法はその本の中の語句を抜き出すものであって、他の本から抜き出すことは出来ない、というのがゲティの弁である。


 いきなりブツブツ呟くゲティに何が起こっているのか分からない女子高生二人は無言でワニのぬいぐるみの方を見つめていたが、ゲティの一声によって視線をゲティに戻した。


「準備できた。26の軍勢を率いる序列3番の地獄の君主『ウァサゴ』よ。我の求めに応じ顕現せよ」


 ゲティの発言の直後、ワニのぬいぐるみから小柄な男性が出てきた。中世の貴族のような服をまとっているが頭は骸骨のようにくぼんでいる。大きさや風貌から不気味な存在感を感じる。僕も初めてみたときには驚いた。召喚魔法は知識ではあったが、大体は精霊等だったため悪魔の召喚などは見たことなかったのだ。ウァサゴも久しぶりに顕現しているところを見た。ゲティは契約者のため対等に話しているが、僕からしたらとんでもない存在である。敬意、というよりも下手に出ることを忘れてはならないと本能がアラートをならすレベルの存在である。


「なに、これ」


 当たり前だが空穂ちゃんは信じられないものを見たような反応をしている。来栖さんに至っては口を開けて呆然としている。魔術に関して知識があったとしてもそれを実際に目にしてしまうというのは衝撃が違うらしい。見えているということは、来栖さんのウアジャトの目は停止のルーンが機能していても、こちらの世界のものを見ることが出来るのは間違いなさそうだ。


「こやつは私の使役してる悪魔。最近の子に分かりやすく言うとソロモン王に封印され、そして使役されたとされる悪魔の一体だ。名を『ウァサゴ』。安心していい。こいつは善性の塊みたいな者だ」

「ソロモン王。懐かしい響きです。ご紹介に預かりました、私の名前はウァサゴ。現在我が主と契約を結んでいる26の軍勢を率いる序列3番の地獄の君主です。社長さんはお久しぶりです。そして、そちらのお二方はじめまして。これからよろしくお願いします」


ワニのぬいぐるみから出てきたウァサゴはそのぬいぐるみに跨る。ウァサゴという悪魔はワニに乗った姿で現れると言われている。そのことからゲティはワニのぬいぐるみを通してウァサゴを召喚している。隠されたものや失われたものを見つけ出す能力や女性の愛情をかき立てる力があるとされている。ゲティの占いで探し物や、恋愛相談がよく当たるというのもウァサゴの力を使っているというわけだ。魔術的に見ると、契約した悪魔の力を使っているだけだが、こっちの世界の普通の人からしたらゲティがワニのぬいぐるみに話しかけて、そこから占い結果を伝えているようにしか見えない。なんとも阿漕な商売である。


「おい、ウァサゴよ。お二方とはなんだ?そこにいるのは一人ではないか。……もしかして」

「そうですね。女性が一人、我が主の隣に座っております。そして社長さんのお隣にも女性が座っておられますよ」


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