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テロリズムの美学  作者: 坂本一馬
7/7

切り札

水野学は正気に戻った。俺はメリッサとの思い出、今何故暗殺者と行動しているのか?自分が置かれている立場、そのプレッシャーから水爆を研究していた水野学に戻った。ベットから起きると暗殺者がパソコンでメリッサと話している。水野がベットから起きると暗殺者がメリッサからだとパソコンを見せる。

メリッサはありがとうねまなぶ、今度は私の替わりに暗殺者と行動してもらうわ。報酬は直接振り込むから安心して、それにしてもずいぶん雰囲気が変わったのね

水野学は「おかげさまでありがとうな」

メリッサは「良かったわこれからどうするの?こっちへ来る?」

まなぶは「それは無理だ。予定通りこちらから虫車を殺す」

「そしてこの国の実権を握る」

メリッサ「大きく出たわね」

学は「欲しい部品や鉱石を加工したものを依頼したい送れるか?」

メリッサはそれを聞いて???となる

「いいわよ。送りますよ」

でも、ホテルまで送れないから港までお願い

水野学は「ああ、わかった」

暗殺者と一緒に港まで荷物を取りに行く。そして山に篭ることにした。

水野はちょっと実験したいことがあってね

暗殺者はやれやれとなる。どんなものを作るつもりだ?

ダングステン製の水素プラズマレーザー光線銃とニュートリノを検知する光倍増官をマトリクス状に並べたスコープだ。

暗殺者にそのスコープを覗かせると木の陰に隠れた水野学ぶのシルエットが浮かぶ。暗殺者は透視スコープじゃないか?

そして一万度を超える水素プラズマ光線はコンクリートを貫く

連射して使えないのが欠点だがバイキンマン虫車を先に殺しておくに越したことはない。

メリッサの報告があるまでここで射撃訓練だ。

暗殺者は陸軍スナイパーはどうする?水野学はメリッサの調べでは傭兵として雇われている。オーナーが死ねば任務失敗で俺らを追うことはしないだろう。

じゃあ、本当に居場所を突き止めたら切りこれでできるんだな

水野学は「ああ、国で俺らに刃向かうものはいなくなる」

その後どうすると暗殺者が聞くと、ロシアに渡ってメリッサの元で働くさ。

暗殺者は「ああ、それがいい」二人だけで、この国を統治するは無理があるからな。それに人材補充もされていると聞くし、逃げ切るのなら虫車を殺さないと、水野学は「ああ、そうだな」


そして彼らは虫車早夫の暗殺に成功した。事務をしていた議員虫車を水素プラズマ光線でやった。


水野学と暗殺者はメリッサが派遣した飛行機でロシアに逃げた。


こうして彼らはこの国の実権を一時的に麻痺させたのだが、国には人材が多数いてすべて新幹部に入れ替わったそうだ。

市沢宗太郎もどこか別の国へ飛んだらしい。


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