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テロリズムの美学  作者: 坂本一馬
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市沢宗太郎

彼は陸軍に所属している対テロ部隊のスナイパーだった男、今は分けあって殺し屋をしている。

成績優秀な彼は彼女が居た。きっかけはほんの些細なことで彼女が二股していたのを発覚し情敵を半殴り殺しにしたことで社会問題に発展し退職を余儀なくされた。上官の言葉に兵たるもの如何なる挑発にも乗ってはいけないという言葉があるが、彼は今にして覚えば人間色々限度があるというのが口癖になっていた。

今日は警察隊を相手にドンパチする。

金に困っていた彼は薬物販売で生計を立てていた。それが警察に悟られ追われる羽目になる。今ビルに立てこもりスナイパーライフルを片手に警察と張り合っている。

市沢「俺もそう簡単にやられるわけにはいかねーんだよ」

警官隊から交渉官が出てきてスピーカーで「もう包囲した観念しろ命だけは助ける」

市沢は「命だけは…」という言葉を聞きキレた。

スコープで交渉官の頭を狙いぶち抜く

警官隊の動きが止まった。

誰も交渉官が撃たれるなんて考えてなかったからだ。命令系統が破壊され次にどう出るか警官隊もわからなかった。そして三時間経つ。

我に返った警官達が怒りで突撃を始めると市沢は警官が入るのを確認してからビルごと生き埋めにした。

ワイヤーフックで別のビルに移り市民に成りすまし逃げた。

市沢は「くくくこれで警察も解散だな」

事実ニュースである地区の警察官達は辞表を出し組織的に解体してしまったのだ。警官Aさんは「市民を守ることができなくすまないと思っているが奴は特別だ」と言い残す。

国として見過ごせるはずも無く本来なら解体するはずのない警察組織を解体してしまったのだから軍が出向かわなくてはならなくなる

そこで虫車早夫議員の力が必要になる

彼が言うには市沢宗太郎は人材であり、少し不運に飲み込まれ歩く道を間違えただけだという。彼を捕獲するのは容易だと承認し逃亡中の彼の手配書を撤去するよう警察に手配。議員虫車早夫は彼をフィッシングする。


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