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テロリズムの美学  作者: 坂本一馬
3/7

虫車早夫

虫車早夫「許さんぞ息子の仇を討つ」息子の写真を見ながら涙する

議員会議に参加中

虫車早夫は「老人の方々どうか私にお力をお貸しください」

老人たちのうち一人、背丈が高く杖を持つヒゲが長く

老人たちの姿は室内だが窓から入ってくる光で見えない

影の状態になっている

「ああ やったのは枝屋陽一で間違いがない」

また別の老人がイヤホンをしている

「しかし証拠がない殺しの水準は我々と同等それ以上の知識を持っているからな」

虫車早夫「見つけて必ず始末します」

三人目の老人が「くれぐれも気をつけるのだぞ」

「お前までも失ったら…」

杖の老人は「代わりを用意するまでワイ」

イヤホンの老人が「気をつけてのう」

「近いうちに接触を試みることはわかっている」

虫車早夫「こっちから願ったりです」

彼、虫車早夫は元日本帝国軍のスパイでロシア留学で細菌学を学ぶ

マカシロフ教授というロシアの細菌学では彼の右に出るものは居ず、その弟子入りに成功し、研究を持ち逃げしたのだ。

その時助手をしていたのがメリッサで、教授は国に要請して暗殺を試みるが日本帝国が保護、結果助手のメリッサが非合法で日本に入りメディア殺人という暗殺ホームページで政府要人を次々殺す

虫車早夫とはそれだけ頭の機転が利き、何よりも慎重で恐ろしく用心深いのだ。

だけど今回の一件は見当もつかず息子を死なせてしまった。

そして枝屋陽一と学校でバッタリと会う「虫車早夫議員」

虫車早夫は「枝屋陽一君一緒にホテルまで来て息子のことを話そうか」

枝屋陽一は心の中で俺の勝ちだ。ここで議員が何も飲まないはずがない。そこがチャンスだ。

ホテルで殺し合いが始まる

枝屋陽一のテーブルマナーは最高レベルの毒盛り技術を持っているといっても過言ではない

ウエイトレスがジュースを置いて僕が袖の中に入れた調合薬でジュースに入れて議員に渡す

たったこれだけの動作を頭の中に念じ、虫車早夫は「近くのホテルでジュースでもどうかい」というと

枝屋陽一「ええ いいですよ」といい心から勝利したと笑う

車に乗せてホテルに着き、息子の虐めの事や良かったことなんでも話す枝屋陽一だけどそれはほんの時間稼ぎでウエイトレスが来た。

ジュースをお持ちしましたといってテーブルに二つ置くと枝屋陽一はそそくさに議員にジュースを渡す

虫車早夫議員はジュースを手に取ろうとした瞬間、こぼしてしまう

枝屋は「えっ」となり混乱した。

虫車早夫は「すまないね」枝屋の服にジュースがこぼれると、ホテルに着替えがあるんでそこで着替えて着ないさいと易しく言う

枝屋陽一はボーディーガードを見て怪しまれないようにホテルの一室に行きそこで服を着替えることになった。

ホテルの温度が高い蒸し暑いなとつぶやく枝屋陽一

急にぶっ倒れる

枝屋陽一は「何が起きたんだ」体が見る見る衰弱していくのがわかる

大声を出して助けを呼ぼうとしたが声が出ずにそのままホテルで死んだ。

虫車早夫は電話で救急車を呼び「早く助けてやってくれ」と救急車を呼ぶと

救急員は「衰弱死しました」と確認すると

虫車早夫はボディーガードに暖房を消させる

「33度」

虫車早夫は暖房の温度計を見てすぐに温度を下げ、「死んで報いるんだな枝屋」

「くくくっはははは」と笑うのであった。


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