薬屋の息子
俺は高校二年生文学部に所属する枝屋陽一。普段は詩を書いてコンクールで発表して毎回落ちてる。弱く育ったせいか俺のクラスメイトで父が議員をやってる超エリートの坊ちゃまに目をつけられいじめの対象になる。
エリート坊ちゃまの名前は虫車鉄平、空手部。ある日僕をスカウトするが、拒否喧嘩はよくないとそんなことに興味はないとシカとしてしまうと
鉄平は「雑魚のクセにシカとしてんじゃね」と拳を振りかざすと俺は一発でのされそれ以来俺をかまってはどつき、校舎裏まで呼んでは空手のサンドボックスのような扱いにされた。
そんな奴らが憎い、俺は授業中にぶつぶつというようになり、周りからきもがられた。
僕が家に帰るとしょぼい薬屋をやっていてこの町では無くてはならない場所であった。そのため色んな診療所から薬のリストが送られ、調合に忙しい母がいた。母は陽一手伝ってと声をかけるとライセンスのない僕でも楽に薬の調合ができる。将来はこの家を継ぐのかとため息、俺は詩人になって芸能界にデビューしたいんだと大きな夢を夢見る。
次の日学校へ行く途中、鉄平たちがたむろっていて、俺の行く道を阻んだ。
俺は「どいてくれないかな学校へ行きたいんだ」
鉄平は「嫌だね俺のスカウトを断った時点でお前はいじめ確定だ」
周りのチンピラたちが笑い始めると、俺の服をすべて剥ぎ取り奴らは「返してほしければ空手部にくるんだな」
俺は悔しい思いをした
なんて弱いんだ。やつらに反撃もできないのか。チクショー、自分を蔑んだ。
パンツ一丁で家に帰り母親にばれない様に部屋で一番楽な服を着た。
しばらく閉じこもり俺はぶつぶつと殺す、殺すと念じていた。
一週間ぐらい不登校になり、ある日薬屋の調合のお手伝いをすると
虫車鉄平、風邪と書いてあるリストを見る
俺はこれを見てはっとする
にひひこれはチャンスだ
神は僕を見放さなかった。
薬をでたらめに調合しパッケージすると配達屋さんに送った。
不登校二週間教師が訪問に来て、学校へ来ないかといじめられてるのかと気を使って僕と対面で話す。もちろん母がいないお茶を汲みに行ってる間だけど
虫車鉄平が暴力をと口を開く俺、教師はやつは死んだよ流行風邪だそうだ。
枝屋陽一は嘘だ奴があんな簡単にくたばる筈がないというと
教師は明日学校へ来なさいせめて拝んできなさい
俺は学校に行くと机の上に花瓶が置いてあった。
放課後のこと虫車鉄平の親父、虫車早夫が泣いていた
俺はこの手でやったんだと実感したのはこっそりその親の顔を見たときであった。目が合う前にどっかへ逃げた。
鉄平の周りに纏わりつくゴロツキが俺に話しかけてきた
「やっぱりむかつくなこいつお前が鉄平を殺したのはわかってるんだよ」
俺は「わかったよ」と開き直り「君たちにご馳走するそれで洗いざらい話すから勘弁してよ」
ゴロツキは馬鹿だからいいぜと喜び海鮮料理店でがむしゃらに食った後、留めのデザート果物の柿が出てきてゴロツキは何もわからず食ってしまう
後日急性炎食中毒で全員死亡と新聞でやっていたのを見て警察が俺の所に来て色々聞かれたが俺はわからないの一点張りで、警察の調査を乗り切った。
ふん 社会なんてこんなもんよ 警察もゴロツキもそんな変わりないな
今度は俺が支配する番だ。議員虫車早夫を殺す!!




