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少林最終決戦  作者: 東武瑛
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墓場

「将軍。九龍少林寺の場所を探し出しました」と袁の部屋に男が入って来た。

「ウム、どの辺りだ?」と袁が聞く。

「獅子山の山中です」と男は答えた。

「よし、明日にでも出陣だ。出撃の用意を整えろ」と袁は言い、壁に立て掛けた剣を手にした。

その頃、陳は馬に乗り荒野を疾走していた。

やがて墓場が見えて来た。

馬から降り、墓場に近ずくと女がいた。

女は墓の前に立っていた。

「酒店であったな」陳が声をかけると女は振り向いた。

そして無言で馬に乗り、去って行った。

陳が墓の前に行くと土が盛り上がり、人間が出て来た。

「何だ。幻覚か」と思いつつ、陳は剣を鞘から抜いた。

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