エピローグ
ーーー数年後ーーー
ワンダーランドから?
ワンダーシーから?
第4層ヒーリングワンダースパを
ゴールとするこのダンジョンは
第1層ワンダーランドから向かうコースと
第7層ワンダーシー側から向かうコースの
2コースが存在する。
どちらのコースを選ぶかは
チャレンジャー次第。
「ようこそ♪聖なる恵みのダンジョンへ♪
ランドと、シー、どちらから向かいますか?」
「シーから挑戦希望です!」
「かしこまりました♪
こちら転移魔道具です。
危ないと思ったら使用してくださいね♪」
「よーし行くぞー!」
最強のダンジョンは今日も大盛況。
さて、
今日はこのワンダーリゾートでは
お祭りが行われる。
おめでたい日なのである。
領主クラリス・ヴェルハイムは
このワンダーリゾートを
世界有数の街に
聖地として作り上げたことで
その栄誉と実績を讃えられ
伯爵の爵位を授かった。
「ついに、お父様お母様と、同じ爵位......」
メイドのリゼと
執事のモルガンは
立派に育ったこの伯爵と共に
今後も最高の街づくりを目指す。
伯爵邸のすぐ隣にあるペットショップの
マスターはキキという名の魔法使い。
「ヒヒヒ......」
「お父様お母様......
私......立派な貴族になれていますでしょうか......
どうぞこれからも
私の事見守っていてくださいませ......」
国1番のギルドとなった
聖地のギルド【精霊の息吹】は
今では世界でも有名なギルドに。
【エミリアの聖地巡礼】という名の広報誌は
教会認定の雑誌となり
今では世界中に配布されている。
サブマスターの剣士ローランドは
この国のS級冒険者となった今も
まだまだ高みを目指して修行中。
ギルドマスターのバーディーは
名マスターとして君臨し
その名を世界中に轟かせている。
ワンダーリゾートのハズレにある小料理屋。
「コレット"も"はやく子供こさえんね!」
「ばあちゃん!大声でやめてけろ!」
「はやく見せてけろ!新婚の二人·····
コレットとバッシュの子供!」
「ばあちゃん〜恥ずかしいっぺ〜!!」
「いらっしゃいっす!
カフェ・テラコッタへようこそっす!」
カフェテラコッタは相変わらずの大盛況。
バニーガールダンサーズと呼ばれる
うさぎの獣人のカフェ。
バニーガール目当てのお客さんが
ダンジョンの挑戦者数を越えていると
噂があるほど。
このバニーガールダンサーズの
キャプテンがコロちゃん。
「コロ。ダンサーズの衣装ですが
もう少し露出増やしても
良いのであります」
「え〜!嫌っすよ!テラ!」
「露出10%あげると客数が5%伸びる
予測であります。どうぞご検討を。」
「プリンちゃん助けて〜!」
「ぷに〜?」
朧流道場師範ソルと道場で
手合わせしているのは
騎士団副隊長ローズマリー。
この2人
200戦して
ソルの199勝1敗
「2勝目!今日こそ決めます!」
「あらあら〜
そんな求められたら
うち興奮しますえ〜♡
ほな
やり合いましょうか......!」
ーーーキインーーー
今日も2人は剣を交わす。
「ねえ、マントル......
第3層のエリアの
重力制御もうすこし安定してくれないかしら?」
「ギョギョ......兼ネ合イ難シイ......」
第3層アスレチック・オン・ザ・マッスルを
担当しているのは炎の精霊マントル。
なかなかチャレンジャーごとに
バランスを取るのに苦戦しているみたい。
......頑張れマントル♪
モニタールームの水槽(深淵)から覗く者が
「今日のお祭りはたのしみデス。」
「アビス珍しいね♪」
「同僚の祝福デスからね。たまには」
「ルーちゃんそろそろ王様来るよ行こう〜」
「うんうん♪」
マッカーサー総隊長が現れる。
「女神様ご用意が出来ました」
「隊長さん女神呼びやめて〜......!」
「何をおっしゃいますか女神様」
「クスクス......メグミもういい加減慣れたら?」
「無理〜......!」
この世界の女神になってしまったメグミだが
まだまだ女神扱いされることに慣れない様子......
「アストル閣下!本日はおめでとうございます」
「女神よありがとう。ここで
祝賀会ができることを光栄に思います」
「お幸せになってください♪」
がっちり握手をするメグミとアストル王。
マリベルが
「祝辞を担当させていただきます」
「聖女よ、感謝します」
勇者一行も到着したみたい。
「ヴィオラ様!お越しいただき
ありがとうございます!」
「ごきげんよう。
本日はとてもおめでたい日。
招待いただき感謝ですわ」
ヴィオラ様の後ろには
ナミ、スカーレット、シンシアの
勇者トリオ。
「みんな久しぶりです!」
「メグミさん、やほ〜♪」
「ヴィオラしゃま〜♡」
「おめでとうございます女神様」
「勇者候補の不適合も
しっかり治療出来たと思うけど
具合がもし、悪くなったりしたら
すぐに来てね」
勇者候補の短命問題も
メグミのカウンセリング、スラカプにより改善。女神パワーもあいまってほぼ完治したと言える。勇者候補達とシンシアは
元気にしてくれているようだ。
残りの2人の勇者
ドラゴとルミナスももちろん治療済み。
「女神の加護なんてよばれてますからね〜」
「......もうナミちゃんまで......!」
「にしし♪メグミさんほんとありがとう♪」
シュガーはキョロキョロ見回して
「教祖はどこじゃ?」
「あーそれが......我慢できずに先に
呑み始めちゃってすでに......」
「むむ。相変わらず酒にだけは弱いのう......」
「もうあのお方は好きにさせましょう......♪」
「クスクス」
さて
お待ちかね!
皆様!
ご生誕された!
アストル王の姫様に
盛大な拍手を!!
わー!!
姫様〜♪
そう、アストル王にめでたく第一子が誕生。
なかなか、子宝に恵まれなかったようだが
この第1王女の誕生に国中が歓喜に湧いている。
この国にとっても、
この聖地にとっても
とても大きな意味のある
この、第1王女生誕。
アストル王から
「第1王女!名前はアリエル王女だ!」
わー!!
わー!!
アリエル姫様〜!!
「そして我が妻!
アリアにも
大きな拍手を!!」
わーわー!
わーわー!!
アリア様〜!!
「みんな〜☆ありがと〜☆」
アストル王と
大気の精霊アリアの娘
アリエル姫は
人間と精霊の混血の魔女として
この世に生を受けた。
この国の新しい次の女王として
そして
人と、魔物と、精霊が
共に暮らす
この聖地の
未来の希望としてーーー
メグミとルーちゃんは二人で
今日の王女生誕祝賀会を眺める。
「メグミよかったね♪」
「うんうん、何もかもみんなのおかげ」
「長かった?」
「ううん!あっという間!」
「そうだね。楽しい時間は
あっという間だね......♪」
「ルーちゃんと出逢って始まった
この物語はまだまだ続くよ♡」
「うん♡メグミこれからもよろしくね♪」
手を繋いだ二人は
ゆっくりと歩き出す
これからも
この
元社畜OLと
元魔王は
ずっと2人で
きっと
この物語を
紡いでいくことだろう......
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とある冒険者がその聖地へやってきた。
あれが!聖なる恵みのダンジョンか!
え?聖なる女神のダンジョンじゃないの?
恵み?
女神?
メグミ?
メガミ?
どれが、正解だ?
どっちも、正解らしいぞ?
なんだそれ!?
まぁいいか!
行こうぜ!
噂の世界最強のダンジョンへーーー
ーーーー完ーーーー
ご愛読ありがとうございました!
第2部は前作との合作になりました。
ナミたちの魔王討伐後の話を
そのまま書くのが
どうもうまくまとまらず
1度魔王編で区切りをつけ、
メグミとルーちゃんの話をはさんで
続きを書かせて頂いたというわけです。
でも二作品を綺麗に
まとめれたのではないかと
我ながら自負しております♪
まだまだ駆け出しの
素人小説で
読みにくい点なども
たくさんあったかと思いますが
最後まで読んでいただき
本当に感謝です!
スピンオフ作品
独立していますが
一応続編です♪
精霊姫と春の歌
https://ncode.syosetu.com/n3571mh/
ぜひまた次回作でお会いできることを
心より楽しみにしています♪
ーーーーNAMIPPONーーーー




