表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/33

ワンダーリゾート始動



聖女マリベル・ラフォンテーヌが連れて来たのは

教会から1人と、教会と共に魔道具を世界中に

広めるのに貢献した財閥の娘の合計2人。


魔道具を作るのに必要な魔法銀と呼ばれる鉱石、

巷ではミスリルと呼ばれている鉱石。さらに

中に入れる魔石など魔道具流通に関する段取りを

全ておこなったのがこのメッセ財閥という商会。

相当なやり手の商売人のようだ。


教会からはマリベルの後輩で巫女と呼ばれる娘。ワンダーリゾートに常駐するようだ。


「巫女のカトリーナです。教会本部では

ラフォンテーヌ様のお付きをしていました。」


自分のお付きを連れてきたということは

マリベルも常駐する気満々だな......?


「巫女さんはここの教会では

気楽に信者さんの相手をしてください。

教会だけはダンジョンと地下通路で繋げます。

繋げることにより教会はダンジョンの一部に

なりますから私の光魔法の加護を

教会に届けることができます」


「神の御加護に感謝致します......!」


固いな?さすが巫女さん。

すぐにこの子もふぬけにしてやろう。


「あと、この街に移住した者の特典として

教会にスライムカプセルをひとつ置きます。

きちんと納税しているものには週1回の

カプセルの利用をさせてあげてください」


「おお神よ!精霊様よ!感謝致します!」


住民の増加具合を見て利用回数は今後調整。


とりあえず最低限必要になる

教会と領主の住む住宅だけはメグミが

即席でダンジョンの一部として作成済。






「こんにちわ!メッセ財閥のルチアといいます

商売に関して担当させていただきます♪」


「ルチアさんよろしくお願いします

先にお伝えしておきますが、私たちは

商売目的でダンジョン運営をしておりません。

安心、安全、楽しんでもらうことが第一。

聖女から聞いているとは思いますが

私のダンジョンでは過去1人たりとも

死者を出しておりません。

私の膝元で街を起こす以上これだけは

守っていただきます。あとのことは信頼して

お任せしようと思っていますので」


「わかりました!

さすが光魔法の精霊様です!

こちらでの新規商売に関しては

必ず領主様とメグミ様に

確認許可を取ってから

実施することを契約としましょう!」


「まずは何から着手しますか?」


「教会と領主邸はメグミ様が

即席で作ったのですね?

ではそこの増設は1度保留にします。

現状宿が2件食事処も兼ねて建設中。

ダンジョン入口には待合室を改良した

カフェが元々ある......。


......ふむふむ。居住区域造りにまず優先して

とりかかります。あと、うちのバーガーショップ

【黒猫亭ワンダーリゾート店】を出します。

あと聖地ですからダンジョン挑戦者だけでなく

信者さんにも利用してもらえるお土産屋さんを

うちで担当しましょう。精霊様グッズは

おそらく飛ぶように売れると思います」


「素晴らしいです!それで行きましょう!」


......これは相当やり手だな。

あのバーガーショップの元締めだったとは。

黒猫印のクッキー&クリームもよく冒険者が

ルーちゃんに差し入れで持ってきてたやつだ。

教会教祖の推し活用写真を売りさばいているのも

この財閥の仕事......いや、この娘の仕事か?


私と同じ前世の記憶持ちの匂いがする。

今度さぐりをいれてみるか......。


大量の魔道具を届ける役割も担当してくれた。

これでポーションを大量生産できる。


「マリベルも常駐できるの?」


「そうしたいのは山々なのですが〜

さすがに難しいので代わりに

カトリーナにお願いしようと思っています〜

ごめんねメグ〜」



「......え!マリベル!?......メグ?!」


何やら異変を察知したらしい巫女さん。


「......はっ!」ギクッ!



......クスクス。






続いてやってきたのは初期から勝手に

うちの広告担当をしてくれている

ローランド一行。エミリア冒険譚は

うちを最初に宣伝してくれたパーティだもんね。


「精霊様。お許しがいただけるなら

ワンダーリゾートで新たに

冒険者ギルドを立ち上げたいのです。」


「ギルドかぁ〜、うちは問題ないよ?

クラリスの方へ申請してね。

マスターはローランドさん?」


「いえ、マスターはバーディーがやることに

なると思います。

俺はあくまで生涯前線でやりたい。

エミリアはもちろん広報担当ですね」


「わかりました!問題ないですよ!

ローランドさん達にはまたダンジョンにぜひ

挑戦して頂きたいですしね♪」


「ありがとうございます!!」


(メグミ様。ローランドが連れている娘......)

(どうしたのテラ?確かに見ない顔だけど)


「ではギルドの、設立建築までぜひ

頑張ってください〜、

......ところで、ローランドさんそちらの娘さんは

見ない顔ですが......新しいお仲間ですか?」


ローランド達の後ろで

おどおどしている娘。

「......はわわ!」


「ああ。彼女は街で仕事を探しているとのことで

困っていたのでせっかくなので

ワンダーリゾートで仕事を探してみてはどうかと

連れてきてみたのですよ」


「せ!精霊様!はずめましで!

コレットと言いますけろ!

ローランドさん達のお手伝いが出来ればと

思ってますっぺ!」


「そうですか......少し......お話できるかしら?」


「......え!あたしですか!?」


「はい。ローランドさん達?かまいませんか?」


「......え、ええ。大丈夫です」


コレットはテラが別室へ連れていく。


「......?」


ローランド達も困惑している。


「あの娘が、なにか?

私達もあの子には昨日

会ったばかりなのです......」


「ええ......。多分ローランドさん達も

気づいていないのだと思いますが......

おそらくレアスキルを持っています......」


「え!」


精霊様はそんなことまで見抜くのか......!?


テラとコレットが戻ってくる。


「やはり。間違いありません。」


「......どうする?」


「絶対身内以外には明かさないことを

推奨するのであります。」


「......そんなに!!?」


ローランド達と私達、あとは領主の

クラリスにだけ報告することで他は全員口止め。


テラがゆっくりと説明する。


「アイテムボックスだと思っているようですが

コレット様のスキルは激レアスキル

【ストレージ】と呼ばれるアイテムボックスの

上位互換であります。

決定的な違いは収納できるアイテムの数量。

普通のアイテムボックスはせいぜい

小部屋1つぶんの

積載量までなのにたいして


ストレージの積載量は......


"無限"であります」





え......


無限......?




「ほへ?普通は無限だっぺ?

違うのけろ?

みんなはそんなに入らないもんなのですか?」






「無限て......いやいや......」







今後


この田舎娘のレアスキルが


ワンダーリゾートの拡大に


大きく貢献することとなる......。













読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

下の評価

☆☆☆☆☆

ブックマーク感想など

よろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ