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その奇跡が何回も起きたらそれは奇跡と呼べるだろうか  作者: トモットモ


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3/5

とある奇跡を呼び起こす少女たち

 チュンチュン。小鳥が鳴いている。朝だ。希望に満ちた朝だ。そう信じたい俺だ。

「おはようございますです」

 おい、ちょっと待たれよ。俺の腹の上になんか乗っかってんだけど!

 俺が寝ぼけ眼でぽ~っとしながら目を向けると、おやおやそこには昨夜のきゃわいい金髪ツインテールのおにゃのこがいるではないか。幻覚か? まだ疲れてんのか俺?

「寝よ」

 俺は二度寝を敢行しようとした。

「おや、また寝るのですか? しょうがないですね。ならば私はこのグラビア雑誌のチャンネーを拝むとしましょうか」

「うおおおおおおおおおお!?」

 なんか急に目ぇ覚めましたわ!

 俺はガバッ! とベッドから急に上体起こしをする。

「わあ~です」

 そのまま金髪ツインテールのおにゃのこがベッドの側面に転がる。

「な、な、実体がある、だと……!」

 幻覚じゃなかったんか~~~~~~い!

 びっくりきんとんだわ~~~~~~!

「美少女降臨です」

 ベッドの上で立ち上がる金髪ツインテールのおにゃのこ。俺はタラリと頬に一筋の汗を垂らす。

「な、なぜ俺の部屋に?」

「奇跡です」

「え?」

 俺の疑問に即答されたがイミフな俺だ。

「あなたは、奇跡を使いました。その代償です」

「ちょ、ちょ、ちょ、待ってくれ」

 俺は慌てて手を前に突き出す。朝っぱらで頭回んねーって。

「な、な、な、何ですか」

 さっと小さい手を前に突き出す金髪ツインテールのおにゃのこ。いや真似せんでいい。

「その、奇跡っつーの? で俺の部屋に忍び込んだってこと?」

「現れた、という表現が正しいです」

 俺は頭をガシガシする。

「えーと、とりま名前を聞いていいか?」

 金髪ツインテールの少女はコクンと頷く。

「はい。私の名前はジンカです」

「ジンカちゅわん?」

「ですです」

「おお。んで、その、代償っつったか? それは……」

「はい。奇跡を使うには代償が必要なのです」

「まあ、そんなうんめえ話はねーですよってこと?」

「ですね。奇跡、というのは無料で、というわけにゃあいかないのですよ」

「そっか。世の中きびちーね」

 でも俺はへこたれナッシング。

「はい。そしてその代償というのが今この場にいる、というものなんです」

「どっこと? マネーとかじゃないん?」

「まあ、色々ありますが……あなたの場合、奇跡を私たちに使いましたので」

「ほえ?」

 未だに頭が回転しない俺に、ズイッとジンカは顔を近づけて言った。

「あなたの奇跡によって、私たちは、奇跡を授かり、その代償として私は今この場にいます」

 お、俺の奇跡? なんのこっちゃ。まあ、とりあえず言わせてくれ。

 おはようございます。

おはようございます。次回に続きます~(*´▽`*)

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