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青龍、去る
オーラス、己の度重なるミスで三位まで落ちた青龍。だが、ここで本領を発揮した。
恥も外聞もなく、先ほどから見え見えで索子ばかり集めている彼。
やがて
「ツモッ! 發、混一、対々……満貫!」
だが時すでに遅く、結果は小差の二位に甘んじてしまった。
「参りました」
潔く負けを認めた彼。ニヒルに笑ったまま、その場を後にした。
しばらくして、誰かがポツリとつぶやいた。
「さっきの、間違いなく〝緑一色〟だったよな?」
※混一:混一色の略で、萬子・索子・筒子のどれか一種と、字牌だけを使って作られた役。門前で三翻、場にさらして二翻。
※対々(トイトイ):対々和の略で、刻子や槓子を四つ作って(混在可)上がること。鳴いても鳴かなくても二翻役。
※緑一色:アメリカで作られた役満で、別名オールグリーン呼ばれ、まさしく發と索子の二・三・四・六・八だけを使用して上がるもの。發については、必須とするルールと、なくても認めるルールとの二つガ存在し、事前に確認が必要。




