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青龍、訝る

「この先に嵌張町というのがあってさ。その和尚さんの……」


「師匠!」


「あ、失礼。えっと、そこの〝片和りのジョー〟が知ってるはずだよ」


 これに、思わず青龍が

「片和りの……つか、たらい回しかい!」


「まあまあ、抑えて抑えて。でさ、そいつって〝歌う雀士〟として有名なんだよ」


 初めて耳にする言葉に、眉をひそめる彼

「歌う? 何のこっちゃ?」


「まあ、会えばわかるさ。でもな」


「でも?」


「独特のルールだから、気をつけなよ」


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