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青龍、焦らす

「あ、すまん」

 

 しかし次の巡でも


「ウキキッ!」

「も、申し訳ない」


 何を隠そう、これこそが彼に閃いた〝亀戦術〟である。


 これで完全にペースを狂わせた八万二号、もう怒るわ暴れるわ――しまいには、青龍に飛びかかってきた。

 これには、さすがの冷静なる彼も

「貴様! 人間のすることじゃねえ!」


「ウ」

 一喝された途端、反省猿になってしまった八万二号だ。

 


「では失礼!」


 去り行く青龍、この時ポケットから一枚の写真がこぼれ落ちた。


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