王妃さまとご対面
王妃様が、王子と王女を伴い会場に来ました。
さすがロイヤルファミリー!!
オーラが違います。
王妃様、美しい!
王女様も、可愛い!
殿下も!あっ目があった!!
こっち見ないでよー。
近づかない。絶対
「皆さん今日は来ていただいて、ありがとうございます。さぁ遠慮なさらずに楽しんで下さいな」
王妃様のお声でお茶会が始まった!!
「さぁマリー席に着こうか?」
「うん」
「姉様、美味しそうなお菓子が並んでるよ。どれにする?取ってあげるよ」
「うん。イチゴがのってるのが良い」
何よ!両手に花ね!!
にこにこと三人でお菓子に舌鼓をうっていたら、
「ユーリーじゃないか!!」
「…………久しぶりだな」
「ローズマリアとフランソワか?二人は初めましてだな!ガブリエル伯爵が嫡男シモーヌだよ。みんなとは従兄弟にあたるんだ」
「初めまして。ローズマリア・ブロッサムです」
「フランソワ・ブロッサムです。初めまして」
さっきのギラギラ叔父様の息子さんね。
そう言えば息子さんも、お茶会に参加してるって言ってたわね。
「ローズマリアはセシリア叔母様にそっくりで美人だな……」
ジロジロ見ないでよ!叔父様そっくりね。
「シモーヌ、妹は人見知りでな!あまりジロジロ見るのはやめてくれ。ただでさえ今日はお茶会デビューで緊張しているんだよ」
「そうだったのか!なら俺にエスコートさせてくれよ。ローズマリア一緒に庭の散策に行かないか?」
「……………」
知らない人と話さない。お父様との約束よ
「姉様、嫌なら嫌って言って良いんだよ?」
フランソワ、頼りになる弟ね
「ごめんなさい。お兄様とフランと離れたらダメなの」
「従兄弟でもダメなの?せっかく会えたのに」
「お父様に怒られちゃうもの」
「侯爵様か……分かったよ。じゃあとで皆んなでお話するのは良い?」
「シモーヌ、しつこい男は嫌われるぞ!!」
お兄様、頼りになるのね。
「し、しつこいって、失礼な」
「姉様、あっちに可愛いお花が咲いてるよ?行こっ!」
フランソワが手を引いて席を立つ。
「おい!従兄弟だぞ!いいじゃないか!話くらい。」
「ダメだな。」
「しかし、なんだよ?ローズマリアめちゃくちゃ可愛いじゃないか!殿下の婚約者候補筆頭って話は本当か?」
「はっ?そんなわけないだろ!マリーは体が弱いんだ!絶対に無い!」
「そ、そうかなら良いんだよ、じゃまたな」
はーっ。面倒くさい。叔父上もシモーヌも!
そろそろマリーとフランソワを連れて王妃様に挨拶に行くか………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
王妃様に挨拶をするために近くに行くと、
「ユーリー!」
「殿下、なんだか久しぶり?ですか?」
「うん?一ヶ月程ぶりだな」
「ローズマリア嬢、今日は来てくれてありがとう、母上が君に会うのを楽しみにしていたんだよ。さぁこちらへ」
手を差し伸べられる。
「殿下、今日はお招きいただきありがとうございます。姉共々楽しみにしておりました」
フランソワが私の前にでる。
「あぁ。フランソワか!君もきたのか?」
「えぇ。もちろんですよ。」
バチバチ……と目が合うと、効果音が聞こえるような……気のせいね!!
「ローズマリア嬢、今日の衣装はとても可愛いね。似合っているよ!」
あれ?今日の殿下ってすっごい王子様っぽいわ。服装もシンプルだけど高価な作りだし、前髪を後ろに流してるので、整ったお顔がよく見えて、す、素敵ね。
手を取りそうになっちゃった。
「ありがとうございます。」
今日の衣装を褒められたらすごく嬉しいわ。だってお揃いだもの。ふふふ。と笑ってそう答える。
「さぁ行こうか?」
あれ?殿下のお顔が赤いわ?まだ体調が良くなってないのかしら?
「フランソワ、私たちも行こう、マリーはこっちへおいで、一緒に行こう。」
「………このシスコンどもめ………」
ボソリと呟く
「母上ー!ブロッサム侯爵のーーー」
「まぁまぁまぁーーー。あなたがローズマリアちゃんね?セシリアの小さい頃にそっくりじゃないのー?まだあなたが小さい時にセシリアに連れられて会ったのが最後なのよ?覚えてないわよね?もう!可愛いわー。リオネルったら!!会わせてくれなかったよ!もうーーーーーーーーー」
「母上!ローズマリア嬢が驚いていますよ。そのくらいでーーー」
「嫌よ。会うのを楽しみにしていたのよ。お喋りしたいわよ。あら?ユーリアス久しぶりね!」
いたの?みたいな顔をして
「あら?フランソワね!あなたは初めましてね」
「初めまして。フランソワ・ブロッサムです。本日はお招きいただきありがとうございます」
「フランソワは、リオネルとセシリアの両方に似ているのね!」
王妃様ってなんだか明るいお方なのね。緊張していたけど肩の力が抜けちゃった。
「フフフ……楽しい」
あっ。心の声が漏れちゃった!
「そうね!楽しいわよね!」
「はい!王妃様に会えてとても嬉しいです」
「あら?嬉しいこと言ってくれるわね。」
フフフと二人で笑い合う。
「そうだ!ローズマリアちゃんに紹介したいの。うちの娘なのよ。ソフィアー。こちらへいらっしゃーい」
「お呼びですか?お母様」
「ブロッサム侯爵のローズマリアちゃんよ!一緒にお茶でもしない?」
「初めまして。ローズマリア・ブロッサムと申します」
淑女の礼をする
「………え?あなたが?まさか………」




