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辺境伯令嬢の私に、君のためなら死ねると言った魔法騎士様は婚約破棄をしたいそうです  作者: 茜カナコ


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58.結婚パーティー2

「あら? 何か始まるのかしら?」

 シェリーは小さく声を上げた。アシュトンがシェリーを見ると、シェリーは中庭の中央を見ている。アシュトンがシェリーにつられて中庭の中央を見ると、台の上にウエディングケーキがおかれ、その脇にナイフを持ったメイリーンとジルが立っていた。


 司会者が高らかに宣言をした。

「さあ、これからケーキ入刀とケーキバイトを始めます! みなさん、新郎新婦にご注目ください!」

 中庭の脇にいた小さな楽団が楽しそうな音楽を奏でる。

 メイリーンとジルの持ったナイフがケーキに当たる直前でファンファーレが鳴り響いた。

「二人で行う初めての共同作業はうまく言ったようです。それでは次はケーキバイトです」


 ジルがお皿にのせられたケーキを一口、メイリーンに食べさせた。

 メイリーンはとてもうれしそうに笑っている。

「今度は新婦が食べさせる番ですが、無事うまくいくでしょうか?」

 司会者の声に合わせて、メイリーンがジルにケーキを食べさせようとする。

 メイリーンはふざけてジルの鼻にケーキを当ててクリームをつけたあと、ジルの口にケーキを入れた。


「おやおや、新郎の顔が汚れてしまいました」

 司会者が明るい声で言った。。

 会場には笑い声があふれていた。


 シェリーは、ほほえましくその様子を見ていたが、少し疲れを感じた。

「アシュトン様、私、少し人のいないところで休んでまいりますわ」

「大丈夫ですか?」

「ええ」


 シェリーはぬるくなったシャンパンを片手に、広間の隅に向かって歩いて行った。

 広間はあまり人がおらず、椅子も空いていたのでシェリーはそれに腰かけて、残っていたシャンパンを飲み、息をついた。

「結婚式って大変なのね……」


 シェリーは目をつむって、深呼吸をした。


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