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目指せ!ポーションで理想の生活 IN 異世界  作者: ペンギン
第4章 聖都騒乱
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洞窟の風景③ -階層主(中)-

VS階層主なのに戦闘がありません・・・・。

さて、階層主との戦いも大詰めを向かえてきているが、リリの最初の広範囲魔法で倒れた魔物のレベルは置いておいて、キングライノとクイーンライノ、この2体は最低でもAランクパーティーで戦うのが基本だ。


 そばにいる魔物がそのレベルの強さを持っているのである、ベヒーモスの強さは想像に難くない。

その強さから確かなデータは少ないが、一つ言われているのはSランク相当の冒険者2人が協力して倒した前例があるらしい。


 言ってしまえばこの戦い少女2人と商人VS騎士隊、Aランクパーティー、Sランク冒険者2人を相手することとイコールである。


 勇者様が言ったBランク相当の力では絶対に無理だ。なにかしらイレギュラーがあったのか、それとも勇者様の情報が不確かだった、今はわからないけれどまぁ、やるしかないのかな。とりあえず目指せ最奥。


 などと考えていると先と同じ方法でキングの方を倒しにかかっていた。今はその終盤であろうリリの魔術の声が洞窟内に響く。



 「凍えて眠れ、永久(とわ)に融けぬ堅牢なる(・・・・)牢獄の内で」 


 氷魔術:アイスプリズン (強化)


 「綴る、次なる言葉、凍れる墓標よ、我が命に従い砕け散れ」


 氷魔術:クラッシュアイス(-アイスプリズン)


 

 先程と動揺にキングライノが粉々になり、その姿を消す。残るはベヒーモスだけである。が、ここからが大変だと思う。なぜなら、先の2体のサイはどちらかと言うと物理より、魔術耐性はそこまで強くないがベヒーモスは反対に物理耐性よりも魔術耐性のが強い。もちろん、魔物としての格が上なので物理でもキングライノよりも上ではあるが。


 「さて、どういましょうかね」


 「あの牛さんみたいなのは強そうだね、どうするのお姉ちゃん?」


 姉妹の相談の最中スラきちはせっせとベヒーモスのヘイトを稼ぎながら攻撃を自分に誘導し時間を稼いでいいる。ライムはライムで遠距離攻撃を警戒し常にベヒーモスと姉妹を結ぶ直線上にいるように動いている


 「倒すだけなら簡単なのよね、スラきちに頼めばね」


 「でもそれだと私たちのためにならないんだよね?」


 流石ララ、わかっている。ララはできる幼女だ。まぁ、実際スラきちはララの配下だし、ララの力と言っても問題ないんだけどね。


 「でも私が得意の氷魔術、さらにそれを強化したものでさっきのキングライノを倒せた程度なのに、一段階、二段階上の魔術耐性の強いベヒーモスには私の魔術では決定力に欠けるわ」


 うん?強化って言葉が聞こえたような。わからないことができたので素直に聞いてみる。


 「ねぇ、リリ魔術は強化したりとかできるの?それに他にもアレンジができるの? 」


 「うん、もちろんだよ。他には威力を弱めたり、速度を変化させたりもできるかな」


 「おぉ、ってことは、例えばだけど魔術の発動を遅らせたりもできる?」


 「遅らせる? 早めるじゃなくて? 遅らせるのは簡単よ。逆の早めるのは難易度が高いけど。でもそれがどうしたの?あまり訳に立つような、威力を上げたりってことも無理そうだし」


 できるのか、これはムネアツな展開だ。


 ってスラきちさん余裕ですね。ベヒーモスが最初に見た時と違っ体に雷を纏っている。怒りで力増します的な。あ、雷を放出した。まさに光速だ、けれどやはりスラきちは軽く躱す。ぱねぇっす、スラきち。ライムも放電された電撃をこちらに届く前にすべて打ち払っている。ぱねぇっす、スライムたち。


 まぁ、向こうは任せてこちらに話を戻し、リリに僕の考えを伝えた。するとリリは口元を緩め


 「面白そうね、原理はよくわからないけれどそれならできそうだし。マオが嘘言うはずないしね。試してみる」 


 そう言うとリリは少し実験をするかのようにいくつかの魔術を使いだす。



 僕はというと、せっかくなので魔石の回収でもしておこうと思います。

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