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 カルナディアのアガテー山の頂上。


 山をくりぬき造られた城塞から外へ出たアタシたちを2人の男が待ち構えてた。


 1人は貴族みたいなキラキラした服を着たヤサ男。


 ブロンドの長髪で、口にバラの花を咥えてる。


 腰のベルトにサーベル。


 何だか知らないが、すごく複雑なポーズ。


ちょっと表現しにくいけど、自分で自分を抱きしめてる感じだ。


 これはもしかするとカッコをつけてるのだろうか?


 やり過ぎて、むしろカッコ悪くなってる。


 もう1人は大柄で、めちゃくちゃ筋肉質な男。


 上半身はどういうわけか裸で、胸の筋肉をピクピク動かす。


 両眼の部分だけに穴を開けた白い仮面を被ってる。


 やたらと大きな棍棒を横にして、肩に担いでる。


 こいつら…あれじゃな。


 どう考えても…あれじゃな。


「我らはっ」


 カッコつけてカッコ悪くなっちゃってる奴が声を張り上げた。


「カルナディア七傑でしょう」


 マーリンが言った。


「先に言うなっ!!」


 カッコマンが怒った。


「名乗りは、ちゃんとさせないか!! 失礼だぞ!」


 マーリンが肩をすくめる。


「もう! えーっと、ワタクシはカルナディア七傑の1人、『神速』のバーディ」


 名前はカッコマンじゃなかったようだ。


「こちらは『剛力』のガダッシュ」


 バーディが隣のムキムキを紹介した。


「カルナディア七傑が、お2人も揃って何かご用ですか?」とマーリン。


「ククク」


 バーディが笑った。


「あはははは!!」


 自分の顔を右手で掴んで、天を仰いで大笑いする。


 また、変なポーズ…。



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