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「ギャババッ! マーリン、ミューちゃんは悪くないよ! オイラが、ここに連れてきてもらったんだ!!」


 ネ、ネコノ!!


 ナイスフォローじゃ!!


 その方向で頼む!!


「ネコノ…」


 マーリンの沈んだ声。


「2度と、こんなことをしてはいけませんよ、2人とも。さあ、立って」


 マーリンがアタシを立たせた。


 マーリンの顔は…怒ってない!!


 た、助かった!!


「それでは失礼する」


 マーリンが女王に言った。


「ワシの食事を邪魔するとは…貴様、覚えておけよ」


 女王が、玉座のひじ置きを叩いた。


 「あなたは太古の呪いのせいで、ここでしか生きられない。それに誓約書を交わした者しか攻撃できない。あなたに脅されたとて、何も怖くはありませんよ。さようなら、哀れな囚人さん」


 マーリンが言った。


 そして、高速呪文詠唱。


 アタシたちは一瞬で「フラクタルの領域」の魔方陣の近くに立ってた。


 マーリンがアタシを優しく押して、魔法陣に入れる。


 マーリンも入った。


アタシたちはマーリンの塔の地下2階に戻った。


「ミュー、ネコノを渡して」


 マーリンが言った。


 声に元気がない。


 アタシはネコノを渡した。


「ミュー。今日はもう、部屋に居なさい」


 マーリンが上の階への階段を指差す。


 アタシは素直に自分の部屋に向かった。


 ネコノ…。


 マーリンに怒られるのかな?


 それにしても、何であんなことをしたんだろ?


 アタシを騙してまで…。

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