↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/70

27

「さあ、魔法のアイテムは手に入りましたから、帰りましょうか」


 マーリンが爽やかに言った。


「そのアイテムは…」


 アタシは思い切って訊いてみた。


「何に使うの?」


「おや? ミューは興味があるのですか?」


 マーリンは指輪を出してアタシに手渡した。


 キレイな緑色の宝石が台座についてる。


「いくつかある、その宝石を集めると強大なパワーが発揮されます。違う次元の者を呼び寄せるのですよ。おそらくカルナディア七傑も、それが狙いなのでしょうね」


 呼び寄せる…。


 思ったより大事だった。


 そういえば前にマーリンと話してた謎の女も、そんな話をしてたような…。


 どうせならモルガングレムスを呼び寄せて欲しい。


 アタシはマーリンに指輪を返した。


「ところで、ミュー」


 マーリンが言った。


 イタズラっぽく笑う。


「この前みたいにカルナディア七傑に寝返りませんでしたね?」


「ええ!?」


「オイラが止めたんだよ! ゲババッ!」


 黙れ、このお喋り本野郎!!


「グゲッグゲッ! ミューちゃん、苦しい!!」


「えらいですよ、ミュー」


 マーリンがアタシの頭をポンポン叩いた。


 メガネを外す。


 カ、カ、カッコいい!


 アタシに顔を近づけてくる。


「それで、いいんですよ。ミューは普通にしていれば、かわいいんですから。これからも僕をわずらわせないでくださいね」


 パチッてウィンクした!!


 こ、怖い!!


 怖カッコいい!!


 カッコ怖い!!


 その日、アタシはギリギリで命拾いした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。