第16話 鷹の隠れ家と作戦会議(?)
今絶賛波に乗っています。三日連続更新。
初期の頃見直したら結構書き方変わってるかも?
今回は平和な回です。
どうぞお読みください!
はい、ようやく仲間にしたい人リストドラフト一位の詩乃を仲間にできたので作戦会議をすることになった。
「…来て、こっち」
詩乃は熟考の末ライフルを背負うと、背を向けて歩き出した。優と俺も一瞬目配せすると詩乃の後を追って歩き出した。
すぐについてこいと言った意味はわかった。詩乃は己の拠点に案内してくれたのだ。ちゃんと草とかかけられてカモフラージュしてある。すごいな。俺らなんて唯の洞窟で野晒しだったのに。
促されてテントの中に入った。配置は奥から詩乃、俺、優の並び。めちゃくちゃ詩乃に警戒されてんぞ優、お疲れぇ。
「で、貴方たちもしかして封印区域から来たの?」
何だよそれといいかけて俺らが落ちた(いや、流されたというべきか?)あれだと思い当たった。
「そうだけどそれがどうかしたんだ?」
優は警戒されているのを察しているのかさっきから空気になっている。やっぱ面白いなこいつ。
「鈍いわね。私はソレを調べるためにここに入った。何か情報あったら教えてほしいの。お礼にちょっといいこと教えられるから」
またいつのまにか空気な優が突然口を開く。
「いつでも殺せるよ?」
やめろ、キラキラスマイルで殺人予告は。できないのわかっているくせに。やっぱこいつ脳筋だわ。
「貴様は空気のまま永遠に黙ってろ」
案の定詩乃がキレた。でもこれに関しては俺助けないよ。優が悪いんで。でも貴様、貴様って、面白いなぁ。めちゃくちゃ嫌われてるじゃん。俺の心は大草原。
「分かった。交渉成立だ。俺から話すよ」
俺はちょっというべきか迷ってから守桜さんのことを話し、洞窟の構造を話した。
「なるほどね。でも自分の意思でそこにいたならなぜ拘束されていたのかがわからない…」
確かに。俺もちょっとそこ引っかかってたんだよね。受け継いだ記憶の中にもその辺の記憶はあんまり無かったし。ただそんなに重要ではないと思っている。
「封印されるためならってのもおかしいけど拘束もやむなしって思ったんじゃないのか?その辺は関係者を叩けばどうせいくらでも埃が出るだろ?」
あ、叩くってのは情報吐かせるってことな。埃は余罪やら情報やらのこと。
「まぁそうね。じゃあ私のターン。貴方の持ってるその石があればファンタジー的なことできるわよ」
私も似たようなの持ってるんだけどと首元からネックレスを引き出して見せながら言った。
優も見たそうだったが身を乗り出したら冷めた目で見られて凹んでいる。やーい。てかファンタジーって心が踊るな。何だろう。
「あー確かに。似てるな、この世のものじゃないというかそんな感じするとこが。俺は無神論者だがなんかこれが凄いのは分かる」
「私も無神論者よ。神なんて信じない。神社は行くけど。これは私の所では鷹石って呼んでる。これを持ってると視力が結構上がるの。あと命中率と最大射程が伸びる」
「凄いな。でもよくそんな凄いもの手に入ったな。売り捌きたいやつとかいただろ?あと最大射程伸びるメリットをこいつに説明してやってくれないか?」
首を傾げられて補足する。
「こいつ有効射程知らないから。俺も狙撃したりするけど感覚でやってるから説明しづらくてな」
ちらっと優を見てからお願いすると納得してくれたようだ。心なしか顔にあぁこいつ脳筋だもんなって書いてある気がする。
「最大射程が長い」というのは、車のメーターに例えたら「時速300km出るエンジン」を持っているようなもの。普段300kmで走ることはなかったとしても、余裕があるからこそ「時速150km(有効射程圏内)でも安定して、安全に、強力に走れる」というメリットに繋がっているの」
おぉ、長文。めっちゃ分かりやすい。さては頭脳派か。
「で、ファンタジーなことって何?」
おい、ちゃんと話聞いてたのか?優!
あ、あれ?
今回長かったから2,000文字ぐらい行ったかな?と思ったら1500文字でした。
意外と説明上手で珍しく饒舌な風見詩乃は書いていて楽しかったです。
話聞いてたのか心配になる氷塚優は脳筋かはたまたわざとなのか?!
お読みいただきありがとうございました!
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