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桜の鎮魂歌  作者: きりしお
選別編
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1/3

第一話 相棒

サバイバル系を書いて見ました。

拙いところもあるかと思いますがご容赦ください。

俺は県立最低偏差値を誇るF学園の一年生だ。今年高校で最高の偏差値を誇る、A学園に中等部ができたことにより、倍率までもが最低を記録した。いまやF学園所属というだけで鼻で笑われるレベルである。

「私立にも負けてんじゃねえか。学力は、」そして最悪なことに生徒のキャラが濃い。学力低いにもかかわらず、だ。

ん、俺はどうなんだって?前期期未試験は30位、すごいだろ。そう、県内最低になるように学校側が点数の改変をしている。つまり、F学園はわざと偏差値を下げている。まあ、本人たちは気づいていないが。そこから導かれるのは、F学園には偏差値を下げなくてはいけない何かがあるということ。俺は今、その秘密を手に入れようとしている。


「ねえ、なんかワクワクするね(^^♪」

こいつは同じクラスの佐伯燈火。なんかいつもぽわっとしている。名前からわかるように明らかに火属性。、、、暑い。

「、、、暑い。」

んでもって俺と同じこと考えてんのが風見詩乃。通称シノン、こいつは、、、風属性だな、多分。名前とイメージが。

「ルカ、ならが『シェルター』に招集されたのって、、、」こいつは俺の幼馴染の氷塚優、名前的に属性は氷。

「ああ、多分」

言葉にはしなかったがこいつが言わんとすることぐらいわかる。それは、『俺らは中枢を知ることになる』ということ。シェルターというのは第三アリーナの呼び名。なんとなく形がそれっぽいらしい。あながち間違いでもないだろう。

なんせここはーー『最先端の学徒隊養成施設』なのだから。

シェルター内部は、サバゲーが如き様子だった。

(やっぱり、防衛庁がらみだったか、、、)おれはジャージの上からそっと『相棒』の存在を確かめる。

(こいつが活躍することにならなきゃいいがなぁ)

「ようこそ、最終戦別へ」

教師が楽しそうに呼びかける。落ち着いているのは俺を含めた一部の生徒だけ。具体的には、俺と俺が先ほどかかわった生徒+八十五、六名。他は興奮冷めやらぬ様子で騒いでいる。

「好きな武器を好きなだけ選べ、物資もだ。とったら中入れ」


(何がすきなもん好きなだけだ、サイコパス。説明放棄か、まあ意図はわかっているがな)

大部分がごてごてしたつくりの武器と大量の物資を抱えている。どうやら、知らないらしい。

見た目が派手な武器はたいてい使い物にならないダミー、もしくは雑魚だ、と。まあ、まれに本物もあるのだけれど。

「バカはどこまで行ってもバカ。素人がロングレンジ特化型を持っていくなんて。反動に耐えられるわけないのに。」

詩乃の独り言にうなずきかけて、ハッとする。

(こいつ、なぜそんなことを知っている?)

風見は背負っていた細長いバックを下ろし、中に入っていたものを取り出す。

(ヘカートII!!なぜこいつがこんな代物を持って、、、つっまさかこいつも、、、?)

風見はへカートを剥き身で背負い、小ぶりなサバイバルナイフとマテバオートリボルバー、それに弾と薬、水と食料をもって入っていった。

「んー、どうしようかなっ!これにしょっと」

佐伯は流星錘とグレネードを手に取ると食料類を背負い楽しそうに入っていった。

(こっわ、笑顔で流星を主武器にするやつ初めて見たわ。あれだろ、鬼滅で言うところの岩柱の武器だろ?こわ。サイコパスなのかこいつ)

残っているのは俺と優のみ。優はK5と鞭、日本刀を手に取ると散歩でもするかのように入っていく。

(サイコパスここにもいたわ、そろそろ敵が可哀そうになってきた)

俺はタガーを右足首に括り付け、長めのを背中に吊るした。そして愛銃レミントンの弾をベルトにかける。

(『こいつ』はどうしようか。まあこのままでいいか。)

俺も戦場へと、足を踏み入れた。

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