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バンド  作者: こくぼなり
一章
2/60

帰り道

1日ずつ投稿していきます!

「どうした?元気ないね」

「…いや、ちょっと…ね」

 不意に聞かれて返事が遅くなる。

「気にすんなって。何回ミスしようが誰に怒られる訳でもオーディション落ちる訳でもないんだからよ。」

「うん…。」

 赤華は、時々ものすごく察しが良くなることがある。優しくて気が利く性格だ。少し、気が利きすぎることもあるが。

「そうだね!ありがと、めっちゃ元気でた。」

「よかった!じゃああそこのシュークリーム食べ行こうよ!」

 赤華は、心底嬉しそうにこちらを見る。その笑顔はまさにカーネーションそのものだ。

「しょうがないなぁ!甘い物ばっかり食べると太っちゃうよ?」

 お腹をつまみながらいつも通り冗談を言う。

「うるさいなぁ。自分が痩せてるからって!そんなこと言うなら置いて行っちゃうからね〜。」

「ちょっ、ちょっと待ってよ!」

 いきなり走り出した赤華につられて走り出す。程よい春風が心地よかった。

短いですがよろしくお願いします!

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