これまでのあらすじ
こちらの作品は「VRおじいちゃん 〜ひろしの大冒険〜」の関連作品となります。
すでに「VRおじいちゃん 〜ひろしの大冒険〜」をお読み頂いている場合は、第2話へお進みいただけましたら幸いです。
もし「VRおじいちゃん 〜ひろしの大冒険〜」を読まず、こちらの作品からお読みになる方は、下の「あらすじ」をお読み頂けますと、スムーズにストーリーをお楽しみ頂けると思います。
宜しくお願いたします。
オイシイオコメ
ーーーーー あらすじ ーーーーー
75歳のおじいさん「ひろし」は思いもよらず、人気VRゲームの世界に足を踏み入れた。
おすすめされた種族や職業はまったく理解できず「無職」を選び、さらに操作ミスで物理攻撃力に全振りしたおじいさんはVR世界でたくさんの友人ができ、さらに妻の洋子も加わって楽しいVRゲーム生活を送っていた。
しかし月日が流れると、ひろしを含め、ご高齢の仲間たちが病気や体力の落ち込みで離脱してゆき、若い仲間たちも結婚や子育て、昇進などで忙しくなり、次々とゲームから離れていった。
やがて、ひろしの妻の洋子は、ひろしを残して病気で亡くなり、三途の川へとやって来た。
するとVRゲームで洋子の眷属になっていた暗黒魔法の使い手の黒猫も、黄泉の国を管理する黒狐の一族によって洋子の元へと送られた。
黒猫は普段は猫の姿だが、本性は骸骨の姿の魔法使い。
その黒猫は主人の洋子がまだ生きている時に、病床に伏せた主人の洋子に会いに行くため、VRゲームの製作会社と命を懸けた契約をし、現実世界のロボットへと全ての記憶を移す実験をした。
しかし、黒猫を現実世界のロボットへ記憶を移す実験は失敗に終わり、黒猫はVRゲームにも、現実世界にも存在できなくなって消滅した。
その様子を見た黄泉の国の黒狐は、気まぐれに慈悲をかけ、黒猫を三途の川にいる主人の洋子へと会わせたのだった。
そしてその後、洋子は黒猫と一緒に三途の川のほとりにある「徳を積むための寺」を訪れ、そこで主人のひろしと再会する。
そして洋子と黒猫とひろしは徳を積むため、その寺を管理している大天狗から異世界へと転送されたのだった。
このお話は、そこから始まる異世界転生のお話。
【登場人物】
◆ひろし
主人公のおじいさん。作中の表記は「おじいさん」
VRゲームの中では「無職」を選んだため武器や魔法が使えないが、高校生時代に培ったピッチャーの技術でボール状の石や火薬玉と呼ばれる弾を投げつける事で攻撃する。
手違いや成り行きで全てのステータスを攻撃力に振っている。
得意球種は豪速球のストレートと落ちるスライダー。
穏やかな性格で仲間から厚い信頼を得ていた。
◆洋子
主人公ひろしの妻。作中の表記は「おばあさん」
氷の魔法使いを選択し、使役することがレアな暗黒魔法使いの「黒猫」
を眷属として従えているが洋子は黒猫をお友達だと思っている。
黒猫は洋子と出会った日に、洋子から「魔法陣せんべい」というお菓子をもらい、眷属ではなく友人として接してくれる洋子に忠誠を誓った。
ハキハキと元気で、笑顔が絶えない性格。
◆哲夫
ひろしのご高齢仲間の1人。
現実世界でヨクヨ商店という店を一代で全国展開した商売の天才。
VRゲームの中でもその才能を活かして、ひろしと仲間たちを助けた。
サムライ装備と日本刀、そして業炎の壺という炎系アイテムを使っていた。
おおらかで、少し抜けたところもあるが、冷静で機転が利く商売人。
◆和代
ひろしのご高齢仲間の1人で商売人の哲夫の妻。
職業は召喚士で、腕の立つ孫のお陰で「軍神零式」という半人半機の大男と炎の精霊イフリートを得て召喚して戦う。
哲夫に対しては厳しいこともあるが、哲夫と同じく商売に長け、特に接客や交渉を得意とする。
◆大熊笹
ひろしのご高齢仲間の1人で、柔道の金メダリスト。
VRゲームの世界でも柔道の腕を活かして敵を倒して仲間を助けた。
堂々とした立ち居振る舞いと優しい性格で、弟子のアカネから絶大な信頼を得ていた。
◆アカネ
大熊笹の弟子で柔道家。
VRゲームは高校生の頃からやっていて、ゲームの中で大熊笹の指導を受け、見事オリンピックで金メダルを獲得した。
明るく物怖じしない性格で楽天家。
◆茂雄
ひろしのご高齢仲間の1人で、5階級で世界チャンピオンになった伝説のボクサー。
得意技は視界の外から襲いかかる右フックと、相手のパンチをかわしながら放つクロスカウンター。
穏やかな性格ながら、イザという時は正確で強力なパンチで相手を圧倒した。
◆黒猫
ひろしの妻、洋子の眷属で暗黒魔法の使い手。
しかし洋子から人を苦しめる魔法を使うことを禁じられているため、主に味方を守る防御魔法を使う。
普段は黒猫の姿をして身を隠しているが、大きな魔法を放つ時や怒った時はローブを身にまとった骸骨の姿に戻る。
真面目で堅いところもあるが、洋子を的確にサポートする。




