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浪費家聖女は、今日も絶対働きたくない!  作者: 夏目八作


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第一話 異世界なんか飛ばされたくない!

はじめまして。夏目八作です。

万願寺とうがらしが美味しい季節。

初めて筆を執ります…

"忙しい毎日こうだったらいいな"って、

そんな気持ちから湧き出た作品です。


―あぁ、今日も一日が終わった。


幾歳千尋(いくとせちひろ)、28歳。

派遣社員とニートをオセロのようにひっくり返しつづけている。


言われたことをこなし、

人間関係もそこそこに、

貼り付けた笑顔が並ぶ飲み会は、体調不良を理由に欠席する。

うだつの上がらないものぐさアラサー。


家の中を歩けば棒ではなく、ビール缶に当たる。


―隣の芝生は青く見える―


キラキラな恋愛リアリティーショーを

見ながらニヤニヤしている。


「いいなぁ。キラキラしてる。」


(あっ……ビール、切れた。まぁ、いっかぁ。)


手を伸ばしたら、ビール出てこないかなぁ。

一週間分買ったのになぁ……


脳内からビールが出ていってくれない。

加熱式タバコに手を伸ばし、

ボリボリと頭を掻きながら、

天井を見上げ進撃の狼煙をあげる。


(……いくか。)


漬物石でもついているかのような腰で

徒歩五分のコンビニへ向かう。


ガードレールに車の光が流れていく。

小豆色のジャージで恋リアにスーツケース引いていったら……

王子様、見つかんないよなぁ……なんてニヤニヤしながら。


あそこの角を曲がれば、

私の聖水(ビール)が待っている。


―カチッ


「……え。」


何かを踏んだ。

右のつま先の下から現れた赤い線が、波紋のように地面を走り魔法陣を描き出す。

両腕で顔を覆う間もなく、私は赤い光に飲み込まれた。


実は、脳内で連載していた原作はもう、掲載終了してるので…。

やる気をだして、捻り出すだけ。(´・ω・`)

心の中で"がんばえー"って。言ってくれ、おまいら。


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