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30話

 短剣を構えたがいいが、どうしたものか。


 1、後ろからこっそり襲う。

 2、正面から堂々と襲う。


 選択肢としては、この二つだろう。

 初めての戦闘だし失敗するのは仕方が無い。

 あれ、メランもフォレストラビットを狩るの初めてって、行ってたような。

 失敗するとかっこ悪い?

 いやメランは、まだ、食べていてこっちを見ていない。

 失敗しても今ならばれない。


 そんなことを考えてると、フォレストラビットが、こちらに気が気づいたようだ。

 しょうがない、腹をくくってこちらも飛ぶ出す。

 フォレストラビットは、メランの時と同じくこちらに向かって走って来た。


 フォレストラビットの攻撃方法はおそらく、噛み付き攻撃だ。

 オオカミのような目に見える感じで牙は無い。

 それでも噛まれてたら、痛い。

 小さいころ、動物園の小動物に触れるところで、ウサギに噛まれたような思い出がある。

 あのときのウサギより大きいし、異世界のウサギだ。

 指くらい噛み千切ると思っていた方がいいだろう。


 先手必勝だ。

 短剣をフォレストラビットに向けて突きさす。

 俺が突き出した短剣がフォレストラビットの首筋に突き刺さる。

 そして、すぐにフォレストラビットは動かなくなった。

 初めての戦闘は、短剣一刺しによる一撃であっけなく終わったのだった。 

 

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