2.3 真珠湾攻撃(後編)
南雲機動部隊はウェーク島攻略支援のため、爆装した零戦、九九艦爆、九七艦攻合計162機を発艦させた。
零戦は眼科に迎撃に上がるVMF-211の数機のF4Fワイルドキャットを発見した。零戦は即座に爆弾を投棄、空戦を開始した。
F4Fは旋回戦を開始したが、零戦の旋回性能は非常に高く、軽快な機動で背後に回られ、あっけなく撃墜されてしまった。
しかし、いくらかの敵は熟練だったようで、垂直機動を取ってきたため、垂直面が苦手な零戦は2機が撃墜された。
迎撃機が戦闘機に引き付けられている隙に艦攻・艦爆隊が急降下爆撃と水平爆撃を敢行。沿岸砲や補給拠点などを破壊したことで、陸軍も進軍を再開した。
沿岸砲などの重砲が破壊されたとの報告を受けると、機動部隊は更に島に接近し、艦隊による艦砲射撃を実施することとした。
……
利根、筑摩、赤城、加賀の203mm砲、比叡、霧島の356mm砲が火を吹いた。
飛行場にはクレーターが多数発生し、トーチカは粉砕された。
島は瞬く間に火の海となり、その地上は凄惨な様子となっていた。
なお、赤城では203mm砲を発砲すると甲板が損傷し、艦載機の運用が難しくなるという欠陥が明らかになった。
……赤城艦橋にて
「しかし南雲長官、やはり上陸支援は戦艦でやったほうが効果的ですな。空母の航空爆弾でちまちま削るよりずっといいですよ。」
「確かに、我が国では戦艦を決戦兵器として位置づけて、積極的な運用をしてこなかったな。。まあ、軍令部がその考えを変えるとは思わないが。上奏だけはしておこう。」
……
度重なる艦砲射撃でウェーク島のアメリカ軍の士気は崩壊、抵抗の意思を失った米軍は降伏し、ウェーク島は日本軍の指揮下に入った。
また、同時期、機動部隊にレキシントン型1隻を発見したとの報告が上がったが、撤退中途のことであった。また、かなり距離が離れていたので、攻撃せずに見過ごすことにした。




