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三千喜劇  作者: 笑千代
10/23

ドキドキ

 可成早男かなりはやおは、いつも通り他生徒の登校時間よりも早くに出てきて、公園でパンを食べている。


早男 「早起きは三文の徳」とはよく言ったもんやで。1年早々、真那先生がここを通ると知った。 毎朝、新鮮な先生を一番に見るのがオレの生き甲斐になってもうた。 いや、これがほんま飽きへん。 毎日の微妙な変化、季節が変わって見る先生、髪型、白い息、夏の汗ばみ、、、 どれも最高じゃ〜  はぁ、 やけども学校で会うよりなんか神秘的でとても声かけられへん。 一緒に登校したいな〜 あ、来た! 隠れな。


 (真那が歩いてくる)


早男 うわぁ、 先生、今日もめっちゃ綺麗やん。 ん? ヒロ先生?


 (博美が小走りで近付き、真那を後ろから抱きつき胸を揉む)


早男 うぉぉ!

博美 おはよう、真那!

真那 ちょっ ヒロ? あぁ、 やめっ、、

早男 エ、、、 エロぉ

博美 ん? あらら、、

真那 はぁぁ、、、

博美 ん〜ん、 イッた?

真那 誰がイクか!

博美 はは、 そりゃそうか〜 ちょっと気持ち良かっただけやな。

真那 そうそう。

博美 えっ!

真那 あぁ〜 ちゃうちゃう! 変な誘導せんといて。

博美 あらイイ顔。 ほら立って。 ごめんごめん、ズボン汚れてもうたな。

真那 あ、、  う、 うん。  そうやね、、

博美 ん?   うん? 目が合わんな?

真那 ちょっと待って、 ビ、ビックリしてん。

博美 そう? 予想外の反応やったで。

真那     あんた、 生徒にやったらアカンで。

博美 おお〜  その発想はなかったな。

真那 これ見よがしに言わんといて。

博美 あれ? もっと注意されると思ったわ。

真那   アホ、、

博美 ところで、真、、、  パ、パイドロス。

真那     はぁ?

博美 ちょっと、 私がダダ滑ってるみたいやん。

真那 ダダ滑ってるよ。 ツッコむ力ないわ。

博美 何なん〜  はぁ、 ところで真那、、 やっぱデカイな。

早男 あぁ〜 エロい〜

真那 ちょ、ちょっと、 そ、その手の動きやめて。

博美 また変な反応。

真那 もう、 やめやめ。

博美 デカパイあるあるやろ?

真那 言い方。 ヒロも、じゅ、十分あるやろ?

博美 うぐっ あんたに言われると。

真那 そ、そやな。  フッ わ、私に比べればな、、

博美 ん?  触る?

真那 ささ、 触るかい!

博美 なんかえらい意識してるな。 ディスられてもなんも思わんかったで。

真那 そ、それは、、 よ、良かったね。

博美 う〜ん、、  ふふん、、

真那 えっ?

博美 綺麗な顔、  フワッと雲みたいな髪。

真那 あぁ、、 んん、、

博美 背も高くて、足も手も長い。

早男 な、なんやねんあのソフトタッチ、、 エロぉ、、

真那 うぅん、、

博美 わぁ、、  指も長くて綺麗やわ〜    それに、、、

真那 んんん、、、

博美 とっても良い匂い。

早男 はぁぁぁ、、 た、たまらん〜

博美 ねぇ?

真那 もう、 やめて、、

博美 やめるの?   フフフ、 分かった。  どないしたん?

真那 わ、分からへんよ。

博美 すごい反応やったで。

真那 ヒロ! あんた、なんかドキドキすんねん。

博美 みたいやね。

真那 分かってて遊ぶな!

博美 ははは。  いやぁ、ビックリしたわ、 あんたがおもろいことなるから。 それにじっくり見たくなったんよ! 真那は確かに超美人や。

真那 ヒ、ヒロの方が、、  美人や。

博美 あらあら、 学校のマドンナが何か言ってはるわ。 ところで、 早男出ておいで。

真那 え? 早男?

早男 嘘やん? バ、バレてた。

博美 ほら、早よし〜や。


 (鼻血が出ていることに気付いていない早男が出てくる)


早男 ははは、 あ、先生、お、おはようございます。 き、奇遇ですね〜

真那 ちょ、 早男? どないしたん? 顔見せて。

早男 タハーー、  真那先生〜

博美 すごい絵やな、 真那、 大丈夫やで。

真那 え? 本当に? 早男?

早男 だ、だ、だ、大丈夫じゃないで〜す  真那先生〜

博美 こっち向き、早男。

早男 なんだ、ヒロ先生か。

博美 あんた、なかなか失礼な変わり様やな。

早男 ヒロ先生。

博美     私の肩に手を置く、 そしてこのタメ、 何?

早男 GJ!

真那 ほら、こっち向き。 鼻血止めな。

早男 あああ〜 せ、先生〜

真那 あんた、 いつから居ったん?

早男 もちろん最初からです〜

真那 さ、最初、、、

早男 いやぁ、「早起きは三文の徳」です〜

真那 ちょ、 何言ってんの?

早男 ぼ、ぼ、ぼく〜 毎日ここで先生見てます〜

真那 ちょっと、 ええ?

早男 これが天国です〜

博美 早男?

早男 いや、ヒロ先生。 どのタイミングで話しかけてくるんですか?

博美 早男だけに早変わりするんか?

早男     え?

博美 そこは早く切り替えろや!

早男 ヒロ先生。   でも、   GJ!

博美 あんたなぁ、 かなり引くこと口走ってたで。

早男 は?

博美 毎日楽しんでるみたいやん。

早男 ままま、マジか、、 ちゃ、 ちゃうんです真那先生。

真那 はぁ、、、  もうやめときや。

早男 あ、はい、、、   いいえ、  いや、 それは、、、

真那 コラ! あんたはしっかりした良い子やけど、その行動は良くないで。

早男 じゃあ、 あの、一緒に、

真那 今日はね。 ただ、分かるやろ?

早男 あ、、、  はい。

真那 早めに学校に来るんは良いと思うよ。 まぁ、今までもそうか。

早男 真那先生、 すいません。

真那 もういいよ。

博美 ははは、 良かったな早男。

早男 ヒロ先生、 オレ、 ヤバいことしてた。

博美 ん〜  そうやな。 世の中には通じんけど、 まぁ、 うまくやらなあかんで。

早男 うまく?

博美 常に世の中を見て自分の行動が何なのかの意識を持つこと。

早男 オレが悪いとは言わんの?

博美 別に、 真那も許してるし。  それに誰だって変な側面はあるやろ? ふふ

真那 こ、 こっち見やんといて。

博美 おっと、 ごめんごめん。 まあね、好きな人を見たいってのは普通の感覚やし、そこはやり方やで。 要は誰にも迷惑をかけない、嫌な思いをさせなければいいんやから。

早男 迷惑をかけなければ?

博美 そうそう! 常にそれを考えて行動すればいいよ。 周りに迷惑をかけるのは早男にとっても損なことやしね。 真那に嫌われんようにしいや。

早男 そりゃそうや! 真那先生、ほんとにごめん。 先に行きます。


 (早男が走って学校に行く)


真那 あ、、  もう、、  一緒に行けばいいのに、、

博美 ふ〜ん、、   真那!

真那 あっ、、   ちょっと。   ああ、、

博美 そうか、、 あなたは、、  心がすごく綺麗やね。   真那の鼓動。   とっても心地良いわ。

真那    ヒロ、、、

博美 ほら、 そろそろ行かな。

真那 あ、、

博美 ん? もっと抱っこか? ふふふ

真那    アホ、、


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