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      20 兄弟姉妹との関係

 マリエールは国王、王妃、王子、王女に送り物をした。ニコル王子とは2割のマリエールに戻り、冒険の話をしたり、ニコル王子の話を聞いた。

        20  兄弟姉妹との関係


 マリエールは取り敢えず、王妃と王女との関係を良好にする努力をした。第1王妃には、最高級のネックレス、指輪、ペンダント、ブレスレットを幾つも出して選んで貰った。サイズ合わせもした。王女達にも年齢に合わせたジュエリーを選ばせた。国王陛下には宝石の入ったネクタイピンや王城の宝物殿に納める宝石やジュエリーなど何点か納めた。王子達にも選ばせた。第2王妃やその王子、王女、養子、養女にも希望の物を送った。

 礼儀作法、学習等も順調だ。出来ない事はない。ニコル王子も理解してくれ2人だけの時、2割のマリエールになり、冒険の話しをしたり事業、産業の話しをしたりする。知的意欲の高い王子だ。マリエールの取り留めのない話しを興味深く聞く、ニコル王子自身の話も聞くがマリエールには分からない事が多いので黙って聞く事が多い。ニコル王子も承知しているので、話すだけだ。

 王城の上下水道は順調だ。下水道の処理水に浄化魔法を掛けて飲料水以外の用途に使うようになり、取水する水が減った。メンテナンスや調整も出来る。下水処理水は農業用水にもなり、下水処理された処理物は肥料になる。

 マリエールが提案した事が少しづつ実現して行く。具体的には王都のゴミ処理事業だ。貧民街の人々に仕事を与えて行く。集積場に集められたゴミをゴミ処分場に運ぶ。ゴミはスライ厶が処理する。王都は綺麗になった。

 北へ向かったマリエールは、フライで飛び続けた。大きな湖や豊かな草原が見えるが全て無視して飛んだ。確かめたいのはエルフや知的生物の存在や人間が居るならその所属、その他神めいた存在があるか確認だ。何百km飛んだがその気配ない。更に進むと微かに知的な生物の気配を感じる。

 その気配に向かって飛んだ。近ずくととても強い気配だ。ドラゴン? 嫌違う。これはもっと高レベルの存在だ。霊獣と呼ぶのが正しいだろうか。神ではない。獣の姿をしている。結界の有無を警戒して途中から歩いた。結界は無かった。間もなく大きな獣に遭遇した。テレパスしたが、読め無かった。テレパスを阻止出来る精神力の持主なのだろう。

 近くで跪いた。

「神獣様、お声をお聞かせ下さい。我はあなたに縋るもの。あなたに送り物してこの地の知恵をたまりたい。」

マリエールは持てる中で最高のダイアモンドを布に乗せて差し出した。神獣は顔をマリエールに向けた。

「そちは我を神獣と呼ぶか、我の知識を正しく使うなら与えても良かろう。」

ダイアモンドは消え、神獣の知恵が頭に流れ込んだ。随分時間がかかった。様々な知恵を授かった。その中で気が付いた事がある。

「霊獣様、我に力をお与え下さい。更に送り物をします。」

マリエールは、持てる中で最高の宝石を出した。ルビー、サファイア、エメラルド、アレクサンドリア、キャッアイ。それぞれ布に乗せて差し出した。

「それでは、そちに力を授けよう。」

神獣はマリエールに力を授けた。マリエールは身体に力が漲るのを感じた。それがどれほどのものか、その時には分からなかった。

 マリエールは神獣に会った。宝石を差し出し、知恵や力を得た。

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