中書き⑥ 反撃編 後編
恒例章区切りの中書きです。物語に全く関係ありませんので、興味の無い方は読み飛ばして頂いて結構です。裏設定や作者の愚痴など多少ネタバレ要素も含まれる可能性がありますのでご注意ください。
皆さま、ハッピーメリーX’MAS (イブ)!!という事で、なんの関係もありませんが、反撃編後編終了しました。
前編は秀吉さんの大返し、後編は山崎の戦いが中心となりました。まぁこの辺はプロット通りなんですけどね(;^_^A
でも前もちらっと言いましたが尺の問題だけは自分ではコントロールできず、話の膨らみ方次第では、思わぬ回でボリュームが膨らんでしまう事がしばしばです(ご容赦)。
山崎での合戦をちょっとだけ解説すると、大山崎の取り合いが勝敗を分けたとも言われています。それは兵力的な劣勢を何とか互角に持ち込むためには大軍同士が一挙にぶつかる事を避け得る大山崎の狭隘が重要だったからです(主に明智さん側にとって)。
ただ本編を読んだ方なら何となくお分かりの様にただ単にぶつかるだけなら、結局は数が多い方が最終的には勝利できます。もちろん質的優位に相当な差があれば別ですが、同じ織田軍の精鋭同士であればそれ程差があるはずはありません。
なので、仮に史実で大山崎を光秀さんが取っていたとしても、それだけで勝てる程、戦略的に劣勢になってしまっている側は甘くない筈で、何らかの手段を講じる必要があります。
史実ではもしかしたら、細川さんを始め、他の武将が援軍を来る事を期待したのかもしれませんが、秀吉さんの迅速な行動に十分対応できなかった明智さん、実際はほぼ瞬殺でこの戦いは終了していますしね。
このお話では戦略的には史実よりもより敗北濃厚な状態に追い込まれるわけですが、大山崎を取る事で多少粘れる様になり、今回の様な乾坤一擲の作戦が演出されるにいたります。
正直言うと天王山をロケハンしていないので、あの様な逆落としが出来るのかとか、どうやって利三さんはあの山に軍を潜ませたのかとか、色々謎が多いのですが、できたんだからしょうがないという事で、そっとしておいてあげて下さい(笑)。
後仮に、信忠さんを倒す事に成功しても、それで敗北を逆転出来たかと言うとちょっと怪しいですよね。なぜなら実際主力軍の中心には秀吉さんが居たからです。
なんだかんだであっという間に体制を立て直して、山崎を決着させてしまったんじゃないかと思います(笑)
まぁ史実でもこのお話もそうですが、本能寺の変後光秀さんって、いまいちな所ばかりが目立ちますが、なんか信長さんを討ち取ってしまって、若干燃え尽きた感があったんじゃないかと思います。
このお話では秀吉さんでもそう言う描き方をしましたが、柴田さんにせよ、丹羽さんにせよ、滝川さんにせよ、明智さんですら信長さんロスに陥っていたんじゃないかと思います。皆その後の行動があまりにもお粗末な感じです(秀吉さんを除いて)。
まぁこの辺は想像するしかないですけどね。
次回以降は清州会議改めて安土会議編をやります。
一章の尺で収まると思わないので、二章に別れてしまうかもです。というのも安土には色々な人が集まるので、どこでどう話が広がるかわからないからです(;^_^A
一応あくまでもまだ予定ですが、この安土会議編が終わったらこの物語も第一部完ということにもなります。そいう意味では中途半端では終われないので、二章構成になってもご容赦下さい。
特に大戦さとか、忍びたちが大活躍するエピソードは無いかもなので、第一部の最終章としてはどうかと思わなくも無かったのですが、新登場する方とおゆきの絡みをお楽しみ頂けると嬉しいです。
ちなみに、この物語の最初の構想では3部構成で考えていたのですが、プロットをブラッシュアップする中で、色々3部の内容に疑問があって、第二部までかなぁと思い始めてます。
とはいえ第二部はプロットの段階で割とボリューム満点なので、結局、第二部を分割して第三部構成となる可能性はあります
この様にまだ構成すら満足に決まっていない状態なので、先行きは不透明です。私の見切り発車癖のなせる業ですね・・。本当にこのなろうサイトという発表媒体が無ければ、この作品を世に出す事は出来なかったかもしれません。色々感謝です。
まぁとはいえ、少なくとも第一部で終わらす気はありませんので、気長にお付き合い頂けると幸いです。
ではとりあえず、まずは次回以降安土会議編にお付き合いください(笑)
とむ熊しのぶ
【おまけ】
あまり、この作品は登場人物の具体的な容姿についての描写はしてないので、キャラクターについてイメージ湧きにくいかもしれません。そこでその辺を少し補足解説してみようかと思います。読む際の一助として見て下さい。ただ、折角の小説なので、その辺彼らの言動などから想像の翼を広げてご自身の理想の彼らを想像して頂けるのもいいかなと思っています。
◇おゆき
彼女を表現するものとしては、美少女(自称)とチンチクリンという2つがメインになっていますが、ご安心ください。美少女というのは自称でもなんでもなくまぎれもない客観的事実です(笑)。ただ内面がああいう娘なので、単純な造形以上に強烈なインパクトを相手に与えている事が多い様です。本人は自分の見目は悪く無いと思っていますが、回りはどうもそう思って無いのではないか?と疑っている為あの(自称)が付いている訳です。またチンチクリンとか背丈・体形にコンプレックスを持っている事でもわかる様に、年齢に比して幼児体形です。その内詳しく述べる機会もあるはずですが、幼い頃は体がすごく弱く、食も極端に細かった事から多少成長が阻害されてしまったのかもしれません。周囲の大人たちが彼女に対して必要以上に過保護になってしまうのはその辺が影響しています。ちなみに実在の人物にモデルはいませんので、美少女顔は三次元でも二次元でも自由に想像してあげて下さい(笑)
◇信忠さん
彼の造形・性格については、完全にこの話のオリジナルで、私の妄想で出来ています(台無し(笑))。彼の容姿の記述は京編で出会った時のおゆきの感想で「一般的な男性より多少は大きい程度」「まぁ整っている部類には入るが、何とも言えない愛嬌さが逆にその印象を邪魔している」と、非常にわかりにくい物になっています。要約すると切れのいい典型的な二枚目では無いという所でしょうか?こちらも特定のモデルは無いのですが、二代目気質の強いおっとりして人懐こい性格なので、誰か二代目タレントで・・・とも思ったのですが、当てはまりそうな人は残念ながら居ませんでした(笑)。
余談ですが、実物の信忠さんの肖像画は残っています(岐阜城内の展示でも見られますよ。複製画かもですが)が、見ると信長さんの有名な肖像画とそっくりですよね。信忠さんだけでなく、信雄さんとかも似ています。信長さんの同腹の妹で絶世の美女だった言われるお市の方。彼女に代表される様に、この一族は美形(しかも当時としては長身?)ぞろいだったと言う説も聞きます。あれらの肖像画を見て美形?と言われてもと思われる方も居られるかもしれませんが、当時の美的感覚と今とは確実に違う事は認識しておいた方が良いと思います。近年でも、細眉が流行ったり太眉が流行ったりと、わずかな時間で人の好みって変わりますよね。時代が変わればそれはもうものすごく違っているのが当たり前なのです。
逆に、彼らを現代に再現するにあたり、当時の絵姿をリアルに再現しても、共感が得られ難く、エンターテインメントとしてはあまり好ましく無いという考えから、あまりその辺は意識しない様にしています。
さて、今回はこの辺で、機会はあれば次は佐助あたり解説してみたいと思います。
次回安土会議開幕!例によって、会議はきっとしばらく始まりません(笑)




