中書き④(京編 後編)
恒例区切りの中書きです。例によって物語りに関係ありませんので、読み飛ばして頂いても問題ありません。裏話、裏設定、作者の愚痴などネタばれの可能性となるものも混じっているかもなのでご注意下さい。
ほぼ全編本能寺の変でお送りした後編いかがだったでしょうか?
いっそ「本能寺の変編」でも良かった気もしますが、余りにも語呂が悪すぎたのでそのままにしました(笑)
話毎の後書きでも触れましたが、ご覧の様に、実際の本能寺への明智さんの討ち入りについては、ほぼノータッチ。当時の明智さんの思いや、居るかどうかも定かでない黒幕や暗躍する誰かとかミステリー的な要素も含めて、完璧スルーです(笑)
これはこのお話はおゆきのモノローグで進む関係で、基本おゆき目線が中心にならざる得ないからですが、とはいえ必要に応じて本当はおゆきがいない場面をおゆきに語らせる事はありますので、やろうと思えば出来たのですが、あえてやりませんでした。はい。
本能寺の変は有名というか歴史の転換点として余りにも重要すぎて、この時代を扱った話としては大なり小なり描なきゃ!とついつい思ってしまうのですが、結局この話では、甚八達の報告で済ましています。信長さんナレ死です(笑)(一応生死不明ですが)
これでいいんだと割り切れたのは、NHK大河ドラマ「真田丸」を見ていた頃ネットニュースにも取り上げられましたが、「5秒で終わった関が原」事件です(笑)スゲーな三谷先生!と思った事件であります。
多用しすぎると物語が蛋白になりすぎる危険性ははらんではいるものの、本来物語上で不要なエピソードや場面を、幾ら有名な事件だからと言って冗長に語る事はやはり「蛇足」以外の何物でもない。そう言う事を端的に指摘されたのだと思ってます(あの方はインタビューとかでは「だってお金が掛かるから」ぐらい平気でいいそうですが・・(笑))。
それはさておき、今回は真田の忍軍さん達も漸く思う存分暴れてもらう事が出来たんじゃないかと自負しています。特に佐助さんの必殺技の初登場シーンは秀逸だったんじゃないかと自画自賛しています(^^;Aもう少し凝ったギミックも考えていたんですが、場面的にそれ程時間を費やした技を繰り出す事は難しかったので、単純だけど最強!的な技に留めましました。技の基本的な呼び名も私が大好きな某死神系漫画の呼び方を流用させてもったりしてますが、どうかご容赦頂けると嬉しいです(そして感謝を!)
今回この話を書いていて、あらためて思ったんですが、(架空物とはいえ)歴史物で忍者さん達を使うのって本当に難しくて、余りリアルにやり過ぎると只々ジミーーな存在でエンターテインメント的にどうなの?って感じになっちゃいますし、逆にやり過ぎると物語ブレーカーになってしまうので、「凄い人達だけど、出来ない事は出来ない」というバランスを取る事に凄く気を使いました。
どうしても演出的には「忍者がキター!」って感じにしたい所ではあるんですが、出来るだけ其処の敷居を上げすぎない様に苦労してました(^^;A
とは言え、この段になって登場して無い人達も今後活躍させて行きたいと思ってますんで、私が四苦八苦しているのは気にせず楽しんでいただけたら幸いです。
さて、架空歴史小説と銘打って始めたこの物語だったのですが、ここまでは、歴史を捻じ曲げる為の仕掛けを動かして来ただけとも言えます。ある意味架空歴史小説の醍醐味ではあるのですが、物語としては、これからが本番。
信長さんが生きていたら、日本は西洋に伍する先進的な国になっていたかもとか、そんな「もし」を想像する方やその発想を起爆剤に物語を紡がれた方も多いかと思います。もちろん信忠さんが頑張る作品もあったかと思います。実は私自身そういった多くの作品を楽しんで来た口だったりしますが、いずれにしても、これからは私の妄想が形になっていく「とむ熊しのぶ流のそれ(笑)」となる核心のフェーズとなる筈です。
一方主人公おゆきの方も信忠さんとの単純なラブラブ物語として進んで行くかと見せかけて、佐助を交えかなり精神的に不健康な三角関係な展開も見え隠れし出してます。こちらの方は、今後どう進んでいくのか?果たしてそもそも物語に絡んでくるのか?もしかして思わせぶりだけで終わるのか?など、正直作者にも良く判らなくなってきてます(笑)
いずれにしても、これから(多分)綴られるであろう、しのぶ流(妄想)架空小説の本番に、しばしお付き合い頂ければ幸甚です。
とむ熊しのぶ
次回から少しおゆきちゃんから離れ、色々な人が登場します。・・・かも(笑)




